資産価値が落ちにくい不動産とは?マンション・戸建て・土地の特徴と見極め方【2026年最新版】

家は、多くの人にとって人生で最も大きな資産です。

しかし、家を買うとき、「住みやすさ」は気にしても、「将来いくらで売れるか」まで考える人は多くありません。

転勤や住み替え、相続などで売却を考えたとき、同じような物件でも価格が大きく違うケースがあります。その差を生むのが、「資産価値が落ちにくい不動産かどうか」です。

とはいえ、人気エリアだから安心、新築だから価値が落ちない、といった単純な話ではありません。立地や管理状況、市場の需要など、価格を左右するポイントはさまざまです。

この記事では、資産価値が落ちにくい不動産の特徴や、マンション・戸建て・土地それぞれの見極め方を分かりやすく解説します。あわせて、自宅の資産価値を調べる方法や、「売る」「持ち続ける」を判断するポイントまで紹介します。

「自宅はいくらで売れそうか」「将来のために今できることは何か」を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

資産価値が落ちにくい不動産とは?そもそも資産価値とは何を指すのか

「資産価値が高い家」と聞くと、購入価格が高い家や人気エリアの家を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、不動産の資産価値を考えるうえで最も重要なのは、「今いくらで売れるか」という市場価格です。

同じ4,000万円で購入したマンションでも、現在4,500万円で売れる物件もあれば、3,000万円まで価格が下がる物件もあります。購入価格は過去の価格であり、現在の資産価値とは必ずしも一致しません。

売却を検討するときは、それぞれの価格が何を意味するのかを理解しておくことが大切です。

項目意味主な用途・根拠売却価格の判断材料になるか?ポイント 
購入価格不動産を購入したときの価格(売買契約金額)購入の記録・ローンの基準など△参考程度過去の価格であり、現在の価値とは異なる売却価格は市場環境で変動する
固定資産税評価額固定資産税や都市計画税を計算するための行政評価額税金の計算・各種行政手続き✕判断材料にならない実際の取引価格とは大きく異なる売却価格を反映していない
路線価・公示地価国や自治体が公表する土地の価格の目安相続税・贈与税の計算・土地の価格目安△参考程度土地の価格の目安としては有効マンションなどの建物価格や個別条件は反映されない

市場価格
(成約価格・査定額)
実際の取引事例や現在の需要・供給をもとにした「今、売れる可能性が高い価格」売却価格の判断・売却戦略の決定最も重要!近隣の成約事例や現在の市場動向を反映した価格売却価格を決める最も重要な指標

固定資産税評価額や路線価は税金や土地価格の目安として使われますが、その金額で売却できるわけではありません。

市場価格は、近隣で実際に成約した事例や現在の需要・供給を反映した価格です。売却価格を考える際には、この市場価格を基準に判断する必要があります。

そのため、「自宅はいくらで売れそうか」を知りたい場合は、購入価格や固定資産税評価額を見るのではなく、現在の市場価格を把握することが第一歩です。

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人気の街=資産価値が落ちにくいとは限らない

「人気の街ランキングで上位だから安心」と考えるのは早計です。住みたい街として人気があっても、将来的に価格が維持されるとは限りません。

理由は、不動産価格は「人気」だけでなく、「需要と供給のバランス」に大きく左右されるためです。

例えば、大規模マンションの建設が続き、同じような物件が数多く供給されるエリアでは、人気が高くても中古物件同士の競争が激しくなり、価格が下がることがあります。

反対に、知名度はそれほど高くなくても、新たな供給が少なく、中古住宅を探す人が安定しているエリアでは、価格が維持されやすいケースもあります。

資産価値を判断するときは、「人気」というイメージではなく、価格を支える要因があるかを確認することが重要です。

人気が高い理由資産価値が維持される理由
商業施設が充実している土地や物件の供給が少ない
イメージが良い再開発が継続している
SNSなどで話題交通利便性が高い
子育て世帯に人気中古住宅の需要が安定している

駅前に大型商業施設ができて話題になった街でも、その後にマンションが大量供給されると中古価格が伸び悩むことがあります。

一方で、駅近で土地が少なく、新築物件がほとんど供給されないエリアでは、中古住宅への需要が集中し、価格が維持されやすくなります。

このように、資産価値は「人気ランキング」ではなく、「将来も買いたい人が安定して存在するか」という視点で考えることが大切です。

【関連記事】東京で資産価値が落ちにくいエリアランキング|再開発・人口動態から将来性を比較【2026年最新版】

「人気」と「資産価値」は似ているようで違う

人気の街は、多くの人が「住みたい」と感じる街です。一方で、資産価値が落ちにくい街は、「将来も買いたい人が途切れにくい街」といえます。

もちろん、この2つが重なるケースもあります。しかし、人気だけを理由に資産価値を判断すると、売却時に想定より価格が下がることもあります。

テレビやSNSで話題になっている街でも、人口減少や新築マンションの大量供給が続けば、中古住宅の価格が下落する可能性があります。

また、知名度は高くなくても、交通アクセスが良く、再開発が進み、人口が安定しているエリアは、中長期的に資産価値を維持しやすい傾向があります。

不動産の資産価値を見極める際は、「人気だから安心」と考えるのではなく、立地や供給量、将来性などを総合的に確認することが重要です。

「自宅は資産価値が落ちにくい条件に当てはまっているのだろうか」「今ならいくらで売れる可能性があるのだろうか」と気になったら、まずはAI査定で現在の相場を確認してみましょう。今の市場価格を知ることが、売る・持ち続けるを判断するための第一歩になります。

次章では、資産価値が落ちにくい不動産にはどのような共通点があるのかを詳しく見ていきます。

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資産価値が落ちやすい不動産・落ちにくい不動産の違い

資産価値が落ちにくい不動産には、いくつかの共通点があります。

立地や管理状況、市場環境に課題がある不動産は、築年数が浅くても価格が下がりやすい傾向があります。

まずは、資産価値を左右する代表的なポイントを見てみましょう。

比較項目資産価値が落ちにくい不動産資産価値が落ちやすい不動産
駅距離
(交通利便性)
✔ 徒歩10分以内が目安
・駅徒歩5分、バス停徒歩3分の物件
・複数路線が利用できる駅が近い
⚠ バス便や徒歩20分以上
・駅までバスで15分以上
・坂道が多く、徒歩負担が大きい
管理状態
(建物の維持)
✔ 管理が行き届いている
・共用部が清潔で修繕が計画的
・管理会社の対応が迅速
⚠ 管理が行き届いていない
・共用部が汚れている
・設備が古い
・修繕が後回しになっている
修繕積立金
(将来の備え)
✔ 積立金が適正に確保されている
・月額が相場と同程度(目安:150〜250円/㎡)
・残高が十分で、不足の心配がない
⚠ 積立金が不足している
・月額が相場より極端に安い
・残高不足で、一時金徴収の可能性あり
周辺人口
(需要の安定性)
✔ 人口が増加・維持しているエリア
・ファミリー層や若年層が流入している
・転入超過で将来の需要が見込める
⚠ 人口が減少傾向のエリア
・高齢化が進み、若年層が流出
・空き家や空室が増えている
再開発
(将来性)
✔ 再開発の計画・進行がある
・駅前再開発、区画整理が進行中
・商業施設/オフィス/公共施設の整備予定
⚠ 再開発の予定がない、または停滞
・まちの変化が少なく魅力が上がりにくい
・老朽化した建物が多く残っている
希少性
(供給の少なさ)
✔ 同条件の物件が少ない
・角部屋、南向き、最上階など人気条件
・駅近やブランドマンションは供給が限定的
⚠ 同条件の物件が多い(供給過多)
・周辺に同じような物件が多数ある
・大量供給エリアで競争が激しい

駅近で管理状態が良く、再開発も進むエリアのマンションは、購入希望者が集まりやすく、価格も維持されやすい傾向があります。

一方で、駅から遠く、周辺人口が減少しているエリアでは、購入希望者が限られるため、売却までに時間がかかったり、価格を下げざるを得なかったりするケースもあります。

もちろん、1つの条件だけで資産価値が決まるわけではありません。複数の要素を総合的に見ることが大切です。

立地・交通アクセス

立地は、不動産の資産価値を左右する最も重要な要素の一つです。建物は年数とともに劣化しますが、立地は変えられません。

特に確認したいのは、次のポイントです。

チェック項目確認ポイント具体例チェックの目安

(交通利便性)
最寄り駅まで徒歩10分以内か
駅までの距離や道のりの快適さを確認

・徒歩8分(約640m)以内が目安
・フラットな道のりか、坂道や階段が多くないか
・雨の日や夜でも安全に歩ける道か
【資産価値への影響】
駅まで徒歩10分以内は需要が安定し、売却時に有利


都心・主要駅へのアクセス
(交通利便性)
都心や主要駅へアクセスしやすいか
通勤・通学の利便性を確認


・主要駅(例:新宿、東京、渋谷)まで30分以内
・乗り換え回数が少ない路線
・始発駅や急行停車駅かどうか
【資産価値への影響】
アクセスが良いほど、幅広い層の需要が見込める


商業施設
(生活利便性)
スーパーや商業施設が充実しているか
日常の買い物環境を確認


・スーパーまで徒歩10分以内
・大型商業施設やドラッグストアが近い
・飲食店やコンビニが充実している
【資産価値への影響】
生活利便性が高いエリアは、居住ニーズが長く続きやすい

学校
(生活利便性)
学校や保育施設が近いか
子育て環境を確認



・小中学校まで徒歩10分以内
・保育園/幼稚園が近くにある
・学校の評判や学区もチェック
【資産価値への影響】
子育て世帯に人気があり、需要が安定しやすい


病院・ハザードマップ
(災害リスク)
病院が近く、災害リスクが低いか
安心して暮らせる環境を確認

・総合病院まで車や徒歩で10分以内
・ハザードマップで浸水/土砂災害リスクを確認
・避難所までの距離もチェック
【資産価値への影響】
災害リスクが低く、安心できるエリアは購入検討者が多い

駅から徒歩8分のマンションと徒歩20分のマンションでは、築年数が同じでも価格差が生じることは珍しくありません。また、商業施設や学校が近くても、浸水リスクが高いエリアでは購入をためらう人もいます。自治体が公表しているハザードマップも確認しておくと安心です。

立地は、「今住みやすいか」だけでなく、「将来も買いたい人が見つかりやすいか」という視点で判断しましょう。

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築年数と建物の管理状況

築年数が新しいほど資産価値が高いと思われがちですが、それだけでは判断できません。特にマンションは、管理状態によって資産価値に大きな差が生まれます。

築25年でも共用部がきれいに保たれ、計画的な修繕が行われているマンションは、高い評価を受けることがあります。

築15年でも外壁の傷みや設備の老朽化が目立つマンションは、価格が伸びにくくなる可能性があります。

見学時には、次のような点を確認しましょう。

チェックポイント見るべきポイント
外壁ひび割れや劣化がないか
エレベーター更新・点検履歴
清掃清掃が行き届いているか
長期修繕計画計画が作成・運用されているか

建物そのものだけでなく、「どのように維持管理されているか」まで確認することが、資産価値を見極めるポイントです。

修繕積立金・管理組合

マンションでは、修繕積立金や管理組合の運営状況も重要です。修繕積立金とは、外壁や屋上、防水工事、エレベーターなど、大規模修繕に備えて区分所有者が毎月積み立てるお金のことです。

積立金が不足していると、大規模修繕が延期されたり、一時金の徴収が必要になったりすることがあります。その結果、購入希望者から敬遠され、資産価値にも影響する可能性があります。

また、管理会社に任せきりではなく、管理組合が適切に機能しているかも確認したいポイントです。

良いマンション注意したいマンション
修繕積立金が適正積立金が極端に安い
修繕履歴がある修繕が延期されている
管理組合が機能している総会参加率が低く運営が停滞している

マンションを購入・売却する際は、「管理を買う」といわれることがあります。建物だけでなく、将来を見据えた管理体制も資産価値を左右する重要な要素です。

人口動態・再開発・将来性

現在の住みやすさだけでなく、そのエリアが将来どう変化するかも資産価値に影響します特に注目したいのが、人口動態や再開発の状況です。

例えば、新駅の開業や大規模な再開発、大学や企業の誘致が予定されているエリアでは、住宅需要が高まり、資産価値が維持・向上する可能性があります。

一方で、人口減少や商業施設の閉鎖、空き家の増加が進むエリアでは、住宅需要が低下し、価格が下落することもあります。

プラス要因具体例・資産価値への影響マイナス要因具体例・資産価値への影響
再開発駅前の再開発や商業施設・オフィスの整備が進むと、街の利便性が向上し、住宅需要が高まりやすくなります。人口減少若い世代の流入が少なく人口減少が続くエリアでは、住宅需要が縮小し、価格が下落しやすくなります。
新駅の開業・鉄道延伸都心へのアクセスが改善されることで、通勤・通学の利便性が向上し、地価や中古住宅価格が上昇するケースがあります。商業施設の閉鎖スーパーやショッピングセンターの撤退により生活利便性が低下し、購入希望者が減少する可能性があります。
大学・企業の誘致学生や教職員、企業の従業員など新たな居住ニーズが生まれ、売買・賃貸ともに需要が安定しやすくなります。空き家の増加空き家が増えると街の活気や景観、防犯面への印象が悪化し、住宅需要や資産価値に影響を与えることがあります。
人口の増加・維持子育て世帯や現役世代が流入し続ける地域は住宅需要が安定し、将来も買い手が見つかりやすい傾向があります。再開発計画がない・停滞将来的な利便性向上が見込めず、周辺エリアとの差が広がることで資産価値が伸び悩む可能性があります。

【関連記事】再開発で資産価値は本当に上がる?価格が伸びる街・伸びない街の違い【2026年最新版】

供給量と希少性

中古住宅市場では、「希少性」が価格を支える大きな要因になります。

同じエリア・同じ広さでも、「ほかでは代わりが見つかりにくい物件」は購入希望者が集まりやすく、価格も維持されやすい傾向があります。

角部屋や南向き、最上階の住戸は人気が高く、売却時も比較的有利です。また、駅近やブランドマンションなども希少性が評価されやすい条件といえます。

周辺に同じような物件が数多くある場合は、比較対象が増え、価格競争になりやすくなります。

「どんな家か」だけではなく、「代わりになる物件がどれくらいあるか」という視点も、資産価値を見極める重要なポイントです。

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マンション・戸建て・土地では資産価値の考え方が違う

不動産の資産価値は、「何を所有しているか」によって見るべきポイントが変わります。

比較項目マンション戸建て土地
値下がりしやすい要因管理状態の悪化・修繕不足建物の老朽化エリア需要の低下
値持ちしやすい要因駅近・管理体制・ブランド力土地価格・立地希少性の高い立地
特に確認したいポイント管理組合・修繕積立金・長期修繕計画建物状態・リフォーム履歴・耐震性能接道・用途地域・建ぺい率・容積率
売却前に確認したいこと修繕積立金や管理状況境界・建物の劣化状況境界・接道条件・法的な制限

マンションは「管理」が資産価値を左右する

マンションは、建物全体の管理状態が資産価値に大きく影響します。同じ築年数・同じ間取りでも、管理状況によって売却価格が変わることは珍しくありません。

特に確認したいポイントは次の3つです。

  • 管理状態:共用部の清掃や設備の点検が行き届いているか
  • 修繕積立金:将来の大規模修繕に向けて適正な金額が積み立てられているか
  • 管理組合:長期修繕計画があり、管理組合が適切に運営されているか

例えば、築30年でも修繕計画どおりに外壁や設備の更新が行われているマンションは、購入希望者から安心感を得やすく、資産価値を維持しやすい傾向があります。

【関連記事】資産価値が落ちにくいマンションの7つの条件|管理・立地・修繕計画で見極める【2026年最新版】

戸建ては「建物」より「土地」の価値が重要

戸建ては建物と土地をセットで所有しますが、長期的には土地の価値が資産価値を支えるケースが多くあります。

確認したいポイントは次の3つです。

  • 土地価格:周辺の地価や立地条件
  • リフォーム履歴:水回りや外壁など、適切にメンテナンスされているか
  • 耐震性能:新耐震基準を満たしているか、耐震補強が行われているか

例えば、築年数が古い戸建てでも、駅近で人気エリアにある土地は高く評価されることがあります。一方、建物が新しくても需要の少ないエリアでは、価格が伸びにくいケースもあります。

土地は「法的条件」と「使いやすさ」が重要

土地は建物がなくても利用できるため、建築のしやすさ立地条件が資産価値を左右します。

特に確認したいポイントは次の3つです。

  • 接道条件:建築基準法上の道路に適切に接しているか
  • 用途地域:住宅や店舗など、どのような建物を建てられる地域か
  • 建ぺい率・容積率:どれくらいの大きさの建物を建築できるか

例えば、同じ100㎡の土地でも、建ぺい率や容積率が高い土地は建築の自由度が高く、資産価値も維持されやすい傾向があります。また、道路に十分接していない土地は建て替えが制限される場合があり、価格に影響することがあります。


自宅の資産価値はどう調べればいい?

「資産価値が落ちにくい条件に当てはまっている」と分かっても、自宅が実際にいくらで売れるのかは、それだけでは判断できません。

不動産価格は、市場動向や周辺の成約事例、建物の状態などによって変わります。そのため、複数の方法を組み合わせて現在の市場価格を確認することが大切です。

まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。

方法正確さ無料特徴
AI査定★★★★☆最短60秒で現在の市場価格の目安が分かる。売却前の相場確認におすすめ。
成約事例★★★☆☆実際に売れた価格を確認できる。周辺相場を把握しやすい。
レインズマーケットインフォメーション★★★★☆全国の成約事例を検索できる。築年数や面積が近い物件との比較に役立つ。
公示地価・基準地価★★☆☆☆土地価格の目安を確認できる。マンション価格をそのまま判断することはできない。
不動産会社の査定★★★★★室内状況やリフォーム履歴なども反映した査定価格を確認できる。

AI査定で現在の市場価格を知る

自宅の資産価値を手軽に調べるなら、まずはAI査定を利用するのがおすすめです。

AI査定は、過去の成約事例や周辺相場、市場動向などのビッグデータをAIが分析し、現在の市場価格を推定するサービスです。

AI査定のポイント

  • 最短60秒程度で結果を確認できる
  • 現在の相場を手軽に把握できる
  • 売却を考え始めたときの第一歩として活用しやすい

「今売るといくらくらいになるのか」「数年前より価格が上がっているのか」を短時間で確認できます。

まずはAI査定で現在の相場を把握し、その後に詳しい査定へ進むとスムーズです。


成約事例を調べて相場を把握する

資産価値を判断するときは、「売り出し価格」ではなく「実際に売れた価格」を確認することが重要です。

ポータルサイトに掲載されている価格は売り出し価格であり、その金額で成約したとは限りません。価格交渉によって、実際の成約価格は低くなるケースもあります。

成約事例を見るポイント

  • SUUMOなどの不動産情報サイト掲載価格と成約価格は異なる
  • 実際に売れた価格を参考にする
  • 同じエリア・築年数・広さの物件を比較する

4,500万円で掲載されていたマンションが、最終的には4,300万円で成約することもあります。売却価格を考える際は、成約事例を参考にすることで、より現実的な相場を把握できます。


レインズマーケットインフォメーションを活用する

より客観的な相場を知りたい場合は、「レインズマーケットインフォメーション」を活用しましょう。

レインズとは、不動産会社が物件情報を共有するネットワーク(REINS)のことです。一般向けの「レインズマーケットインフォメーション」では、全国の中古住宅の成約事例を無料で検索できます。

活用するポイント

  • 近隣エリアの成約事例を確認する
  • 築年数や面積が近い物件と比較する
  • 実際の取引価格を参考にする

築20年・70㎡・駅徒歩8分のマンションが近隣でいくらで売れたのかを確認すれば、自宅の資産価値を判断する目安になります。


公示地価・基準地価で土地価格の目安を確認する

土地の価格動向を知りたい場合は、公示地価や基準地価も参考になります。

公示地価は国、基準地価は都道府県が毎年公表する土地価格の指標です。地域ごとの価格水準や地価の変化を確認できます。

公示地価・基準地価のポイント

  • 土地価格の目安が分かる
  • 地域ごとの地価の推移を確認できる
  • マンションや戸建ての売却価格をそのまま判断できるものではない

地価が上昇しているエリアでも、建物の築年数や管理状態によって売却価格は変わります。土地価格の参考資料として活用しましょう。


不動産会社に査定を依頼する

実際に売却を検討する段階では、不動産会社にも査定を依頼しましょう。

不動産会社は現地調査を行い、建物の状態やリフォーム履歴、周辺環境などを踏まえて査定するため、AI査定では分からない要素も反映できます。

査定を依頼するときのポイント

  • AI査定だけでは分からない建物の状態も評価してもらえる
  • 担当者から販売方法や価格設定の提案を受けられる
  • 複数の不動産会社に査定を依頼して比較する

同じ物件でも販売実績や販売戦略によって査定額は異なります。査定額だけで判断するのではなく、その根拠や販売方法まで比較することが、納得できる売却につながります。

AI査定で相場を把握し、不動産会社の査定を比較することで、自宅の資産価値をより正確に判断できます。

【関連記事】あなたの家の資産価値は将来どうなる?価格が下がる家・下がりにくい家をセルフチェック【2026年最新版】

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資産価値から考える「売る」「持つ」の判断基準

不動産は、資産価値が高ければ必ず持ち続けるべき、あるいは価格が下がる前に必ず売るべき、というものではありません。

大切なのは、「今の資産価値」「将来の維持費」「ライフプラン」を総合的に考えることです。

同じ4,500万円で売れるマンションでも、転勤が決まり今後住む予定がない人と、数年後に子ども世帯が住む予定のある人では、最適な選択は異なります。

まずは、自分の状況がどちらに近いのか整理してみましょう。

状況売却がおすすめ保有がおすすめ
転勤で戻る予定がない
相続予定の人がいない
修繕費・維持費の負担が大きくなる
家賃収入が期待できる
将来自分や家族が住む予定がある

売却したほうがいいケース

資産価値が高いうちに売却を検討したほうがよいケースはいくつかあります。

相場が高いタイミング

周辺エリアの価格が上昇しているときは、売却の好機になる可能性があります。

不動産価格は景気や金利、再開発などの影響を受けて変動します。現在の価格が過去数年と比べて高い水準であれば、将来的な値下がりリスクを避けながら売却できる可能性があります。

例えば、駅前再開発で需要が高まっているエリアでは、同じマンションでも数年前より高く売れるケースがあります。

修繕費や維持費の負担が増える

マンションでは築年数が経過すると、修繕積立金や管理費が値上がりすることがあります。

戸建てでも屋根や外壁、水回りなどの大規模修繕が必要になる時期を迎えると、数百万円単位の費用がかかるケースも少なくありません。

今後の維持費が家計の負担になる場合は、資産価値が大きく下がる前に売却するという選択も合理的です。

空き家になる予定がある

誰も住まない住宅は、管理の手間や維持費がかかるだけでなく、建物の劣化も早く進みます。

さらに、固定資産税や都市計画税は住んでいなくても毎年発生します。

「いつか使うかもしれない」と考えて放置している間に、資産価値が下がってしまうケースは珍しくありません。

相続予定がない

子どもや親族が住む予定も相続する予定もない場合は、資産として保有し続けるメリットは小さくなります。

管理や維持の負担を考えると、早めに売却して現金化しておくことで、将来の負担を減らせます。

持ち続けてもいいケース

一方で、無理に売却する必要がないケースもあります。

将来自分や家族が住む予定がある

数年後に住み替え先として利用する予定があるなら、資産価値だけで売却を判断する必要はありません。

例えば、子どもの独立後に住み替える予定や、定年後に戻る予定がある場合は、保有するメリットがあります。

賃貸需要が見込める

駅に近いマンションや人気エリアの物件であれば、賃貸として運用できる可能性があります。

毎月の家賃収入によって維持費をまかなえる場合は、売却以外の選択肢として検討する価値があります。

住宅ローンを完済している

住宅ローンの返済が終わっている場合は、毎月の返済負担がありません。

固定資産税や管理費などの維持費を無理なく負担できるのであれば、将来の資産として保有し続けるという考え方もできます。

賃貸という選択肢

「売るか持つか」の二択ではなく、賃貸に出すという選択肢もあります。

賃貸にすれば家賃収入を得られる可能性がありますが、空室リスクや設備の修理費、管理会社への委託費用なども考慮しなければなりません。

転勤で5年間だけ家を空ける場合は、売却ではなく賃貸として貸し出し、戻ってきたら再び住むという方法もあります。

長期間戻る予定がなく、管理が負担になる場合は売却のほうが適しているケースもあります。

重要なのは、収支だけでなく管理の手間や将来の予定まで含めて判断することです。

売却賃貸
現金化できる家賃収入が得られる
管理の負担が少ない入居者募集・管理が必要
相続させる予定がない資産として保有できる

相続を見据えた考え方

資産価値だけでなく、相続も見据えて判断することが重要です。

不動産を所有していると、将来的には相続財産になります。しかし、相続人が住む予定のない住宅は、管理が行き届かず空き家になるケースも少なくありません。

また、相続後も固定資産税や修繕費などの維持費は継続して発生します。例えば、実家を兄弟で相続したものの、誰も住まず管理だけが続いてしまうケースはよくあります。

将来的なトラブルを避けるためにも、

  • 相続する人がいるか
  • 誰が管理するのか
  • 維持費を負担できるか

を事前に家族で話し合っておくことが大切です。

ライフイベントとの関係

人生の節目では、住まいに求める役割も変わります。

例えば、

  • 子どもが独立して家が広すぎる
  • 定年後は利便性の高い場所へ住み替えたい
  • 転勤で長期間住まなくなる
  • 離婚を機に財産を整理したい

このようなライフイベントは、売却を考える大きなきっかけになります。

一方で、数年後に再び住む予定があるなら、賃貸として活用したり、そのまま保有したりするほうが適している場合もあります。

不動産は「資産」であると同時に、「暮らし」に関わる大切な存在です。

そのため、資産価値だけを見るのではなく、これからのライフプランと照らし合わせて判断することが、後悔しない選択につながります。

まとめ

ここまで紹介してきたように、資産価値が落ちにくい条件に当てはまる不動産でも、「売るべきか」「持ち続けるべきか」の答えは人それぞれです。

また、一般的な資産価値の傾向だけでは、「あなたの家が今いくらで売れるのか」は分かりません。実際の売却価格は、築年数や管理状況、周辺の成約事例、市場動向など、さまざまな要素によって決まるためです。

まずはAI査定で現在の相場を把握し、自宅の資産価値を客観的に確認しましょう。売却を具体的に検討する段階では、複数の不動産会社による査定結果や販売戦略を比較することで、より納得感のある判断につながります。HowMaのAI査定とコラボ査定を活用すれば、「今売るべきか、それとも持ち続けるべきか」を考えるための判断材料を効率よく集められます。

【関連記事】家は今売るべき?持ち続けるべき?資産価値から考える売却タイミング【2026年最新版】

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