HowMaのAI査定は当たる?精度・仕組み・苦手な物件を徹底解説【2026年最新版】

「AI査定って本当に当たるの?」
「表示された価格で家を売れるの?」
「不動産会社の査定とどちらを信じればいい?」

そんな疑問を持つ方も多いでしょう。

AI査定は「実際に売れる価格を保証するもの」ではありません。しかし、現在の不動産相場を短時間で把握し、売却を検討するための最初の判断材料としては便利なサービスです。

この記事では、HowMaのAI査定の仕組みや精度、得意・不得意な物件情報などについて解説します。

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目次

HowMaのAI査定は本当に当たる?まず知っておきたい「AI査定の位置づけ」

HowMaのAI査定は本当に当たる?まず知っておきたい「AI査定の位置づけ」

HowMaのAI査定で表示される価格は、実際に売れる価格を保証するものではありません。

はじめに、AI査定がどのような価格を示すものなのかについて解説します。

AI査定は「今売ったらいくらくらいか」を知るための価格推定

AI査定を利用するときに、まず理解しておきたいのが、AI査定で表示される金額は、実際にその価格で売れることを保証するものではないという点です。

AI査定は、過去の取引データや周辺の相場、物件情報などをもとにAIが価格を推定する仕組みです。そのため、「今の市場なら、自宅はいくらくらいの価格帯になりそうか」を把握するための参考価格と考えるとよいでしょう。

これは、不動産会社による査定でも基本的には同じです。不動産会社から「4,000万円程度」と査定されたからといって、必ず4,000万円で売却できるわけではありません。

実際の不動産売却では、査定価格を参考に売主が売出価格を決め、購入希望者からの申し込みや価格交渉などを経て、最終的な成約価格が決まります。

つまり、不動産売却における価格は、次のようにそれぞれ役割が異なります。

  • AI査定 
  • 不動産会社査定 
  • 売出価格
  • 成約価格
AI査定は「今売ったらいくらくらいか」を知るための価格推定

この違いを理解すると、AI査定の「当たり・外れ」だけを気にする必要がないことがわかります。

HowMaのAI査定は、売却価格を保証するためのものではなく、不動産会社へ相談する前に、自宅の現在の相場感をつかむためのツールとして活用するのがポイントです。

まずAI査定で「今ならいくらくらいになりそうか」を把握し、その価格を基準に不動産会社の査定結果と比較していけば、提示された査定価格が高いのか低いのかを判断しやすくなります。

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HowMaのAI査定はどうやって価格を算出している?

HowMaのAI査定はどうやって価格を算出している?

HowMaのAI査定では、物件情報を豊富な不動産データを照らし合わせて、現在の相場価格を算出しています。ここでは、どんなデータを使い、どのような流れで査定価格が出されるのかを見ていきましょう。

STEP1:物件の基本情報を入力する

まずは、査定したい物件の基本情報を入力します。主な項目は以下のとおりです。

  • 住所(所在地)
  • 築年数
  • マンションの場合:専有面積など
  • 戸建ての場合:土地面積・建物面積など

不動産は、同じエリアにある物件でも、築年数や広さなどの条件によって価格が変わります。そのため、まずはこうした基本情報を入力し、査定する物件の条件を確認します。

次のSTEPでは、HowMaが価格の算出に利用しているデータについて見ていきましょう。

STEP2:周辺の不動産データと照合する

物件の基本情報を入力すると、次に周辺の不動産データと照らし合わせて価格を分析します。HowMaでは、主に以下のようなデータが価格の推定に活用されています。

  • 周辺の中古物件の売買事例
  • 周辺の賃貸物件の賃料
  • 新築マンション・戸建ての分譲情報
  • 公示地価などの公的な土地価格
  • エリアごとの不動産市場・地域特性に関する情報
  • 最寄り駅からの距離などの立地情報

不動産の価格を考えるうえで、特に参考になるのが周辺の売買事例です。近くにある似た条件の物件が、過去にどのくらいの価格で取引されているのかを分析することで、現在の相場を推定しやすくなります。

さらに、中古物件の売買事例だけでなく、賃貸事例や新築分譲情報、公示地価なども価格を判断する材料になります。地域や最寄り駅などの情報も、不動産の価格に影響する要素です。

HowMaでは、こうした複数のデータと査定する物件の条件を照らし合わせることで、現在の価格を推定しています。

一つの売買事例だけを見て「この家はいくら」と判断するのではなく、さまざまなデータを組み合わせて分析する点が、AI査定の特徴といえるでしょう。

STEP3:物件の条件を加味して価格を推定する

周辺の不動産データをもとにエリアの標準的な価格を算出したら、そこに査定する物件の条件を加味して価格を推定します。

不動産は、同じエリアにあるからといって、すべて同じような価格になるわけではありません。立地が近い物件でも、広さや築年数、駅からの距離などによって価格には差が出ます。

また、マンションの場合は、同じ建物の中でも部屋の条件によって価格が変わります。HowMaでは、こうした物件ごとの違いも踏まえて価格を算出しています。

  • 専有面積・建物面積などの広さ
  • 築年数
  • 最寄り駅からの距離
  • 所在階
  • 方位・向き
  • 角部屋・中部屋などの部屋の条件

たとえば、同じマンションでも、70㎡の部屋と50㎡の部屋では価格が異なります。また、所在階や方位、角部屋か中部屋かといった違いによっても価格差が生じます。

HowMaでは、周辺の取引事例などから算出した標準的な価格をベースに、こうした物件ごとの条件を加味して「今売ったらいくらくらいか」を推定します。

STEP4:市場の変化を反映して価格を更新する

HowMaのAI査定は、一度価格を算出したら終わりではありません。毎週再計算を行い、価格変動があったかどうかをメールやLINEでお知らせしています。

不動産価格は常に一定ではなく、周辺の取引状況や地価、市場全体の動きなどによって変化します。そのため、過去の取引事例をそのまま使うのではなく、市況の変化を踏まえて「今ならいくらか」という価格に補正する必要があります。

HowMaでは、新しい情報ほど参考にする度合いを高くし、過去の取引事例についても現在の価値に置き換えて価格を計算しています。

そのため、「以前HowMaで査定したときと価格が違うのはなぜ?」と疑問に思うことがあるかもしれませんが、市場の変化や新しく加わったデータを反映して、査定価格が更新されているからです。

たとえば、周辺の不動産価格が上昇すれば、以前より査定価格が高くなることがあり、反対に、相場が下がれば査定価格も下がる可能性があります。

以前の査定価格をそのまま現在の相場と考えるのではなく、定期的に価格の変化を確認しておくとよいでしょう。HowMaなら、一度査定しておけば、その後も価格の変化を追えるため、売却を考え始めるタイミングを判断する材料にもなります。

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HowMaのAI査定の精度を支える3つのポイント

HowMaのAI査定の精度を支える3つのポイント

HowMaのAI査定では、豊富な不動産データを活用するだけでなく、データの鮮度や専門家の知見も重視しています。ここでは、査定の精度を支える3つのポイントを詳しく見ていきましょう。

① 豊富な不動産データから相場を分析する

HowMaのAI査定を支えているのが、これまでに蓄積してきた豊富な不動産データです。

HowMaでは、3.6億件もの不動産データを保有し、全国の最新不動産情報を年間817万件収集・分析しています。

不動産の価格を推定するときの参考となるデータは、査定する物件と条件の近い事例です。データが多ければ比較できる物件も増えるため、エリアや広さ、築年数などが近い事例を見つけやすくなります。

たとえば、都市部のマンションは取引件数が多く、同じマンション内で過去に売買された部屋が見つかることも珍しくありません。似た条件の事例が多ければ、「この条件なら、どのくらいの価格で取引されているのか」を判断する材料も増えます。

一方、取引の少ない地域の戸建てや土地では、近くに比較できる事例が十分にないことも少なくありません。戸建てや土地は一つひとつの条件も異なるため、マンションに比べて価格を推定するのが難しくなる傾向があります。

HowMaでは、膨大なデータの中から、査定する物件とエリアや広さ、築年数などが近い事例を探し、価格の推定に役立てています。

豊富なデータをもとに比較できる事例を増やし、その物件に合った相場を探っていく。こうしたデータの蓄積が、HowMaのAI査定を支えています。

② 古いデータをそのまま使わず、現在の市場に合わせて調整する

HowMaでは、集めた不動産データをそのまま価格の計算に使っているわけではありません。査定に使う前にデータを整理し、現在の市場に合うように調整しています。

たとえば、登録価格の桁が明らかに間違っているような異常値は除外し、入力ミスや情報の欠落がある場合は、複数の情報源を照らし合わせてデータを修正・補完します。

HowMaが重視しているのは、データの新しさです。新しい情報ほど参考にする度合いを高くし、古すぎる情報は学習データから自動的に除いています。直近数年間の事例を中心に学習することで、現在の相場を捉えやすくするのが特長です。

さらに、過去の取引価格を現在の価値に置き換える「時点修正」も行っています。たとえば、3年前に5,000万円で取引されたマンションがあったとしても、「3年前に5,000万円だったから、今も5,000万円」とは限りません。

その後、周辺のマンション相場が上昇していれば現在の価値は高くなる可能性があり、反対に相場が下落していれば低くなることもあるからです。

HowMaでは、こうした不動産市況の変化を踏まえて、過去の取引事例を「もし今取引されたらいくらか」という価格に補正して査定に利用しています。

過去のデータを単純に平均するのではなく、データの鮮度を見ながら不要な情報を除き、必要な情報を補い、現在の市場に合わせて価格を調整する。こうしたデータの扱い方も、HowMaのAI査定の精度を支えています。

③ 不動産・統計の専門知識を取り入れて価格推定を行う

HowMaのAI価格推定エンジンには、不動産の価格評価や統計に関する専門知識が取り入れられています。開発には不動産鑑定士や統計の専門家が携わり、価格を推定する仕組みづくりにそれぞれの知見が生かされているのが特長です。

HowMaでは、単に周辺物件の価格を集めて計算するのではなく、不動産の価格評価で使われる考え方をもとに、価格を推定する仕組みが作られています。

取引事例が少ない地域では、十分な比較事例が見つからないこともありますが、その場合、HowMaでは以下のような方法を使って価格を推定します。

  • 近隣エリアにある類似物件の価格から推定する
  • 公示地価などの土地価格と建物価格を組み合わせて算出する
  • より広いエリアの価格動向を加味して推定する

また、AIはデータを多く学習すれば、必ず精度が上がるとは限りません。学習用のデータに偏りがあると「過学習」が起こり、実際の査定で期待どおりの精度が出ないこともあります。

HowMaでは、統計の専門知識を生かしながら、こうした問題が起こらないよう検証や調整を行っています。

このように、HowMaでは不動産と統計、それぞれの専門知識を取り入れながら、蓄積したデータを価格の推定に活用しています。

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AI査定はどんな物件なら精度を出しやすい?

AI査定はどんな物件なら精度を出しやすい?

AI査定は、物件の種類やエリアによって価格の推定しやすさが変わります。ここでは、AI査定と相性のよいマンションと、個別性の高い戸建て・土地の違いについて見ていきましょう。

マンションはAI査定と相性がいい

AI査定では、都市部など取引の多いエリアにあるマンションが、比較できるデータがそろいやすく、相性がよい物件です。主な理由は以下の4つです。

  1. 同じマンション内に似た条件の部屋がある
  2. 専有面積や所在階などを比較しやすい
  3. 売買事例が集まりやすい
  4. 価格に影響する条件を比べやすい

マンションには、同じ建物の中に広さや間取りが似た部屋があり、査定したい部屋と近い条件の売買事例があれば、「同じマンションの○㎡の部屋がいくらで売れた」といった実績を価格の推定に使えます。

戸建てと比べて、物件同士の条件を比べやすいのもマンションならではです。同じ建物であれば、立地や築年数、駅までの距離などは基本的に共通しています。そのうえで、専有面積や所在階、方位、角部屋か中部屋かといった違いを見ながら価格を推定できます。

特に取引の多い都市部や戸数の多いマンションでは、同じ建物内の売買事例が蓄積されやすくなります。比較できる事例が多ければ、査定する部屋に近い条件のデータも見つけやすくなるでしょう。

そのため、同じマンションや周辺に似た条件の売買事例が多い物件ほど、AIが価格を推定しやすい傾向があります。

戸建て・土地はAI査定だけでは判断しにくい場合がある

戸建てや土地はマンションに比べて物件ごとの違いが大きく、AI査定だけでは価格を判断しにくいことがあります。AI査定が戸建てや土地に向いていないわけではありません。物件ごとの条件が価格に影響しやすいことが理由です。

戸建てや土地では、以下のような条件によって価格が変わります。

  • 土地の形状や広さ
  • 道路への接し方(接道状況)
  • 敷地と道路の高低差
  • 建物の劣化や設備の状態
  • リフォーム・修繕の履歴
  • 施工会社(ハウスメーカー・工務店)や建物の仕様・品質
  • 日当たり
  • 眺望
  • 騒音や振動
  • 周辺環境

たとえば、同じ地域にある築年数や広さが似た戸建てでも、きれいにリフォームされている住宅と、購入後に大がかりな修繕が必要な住宅では、同じ価格で評価されるとは限りません。

施工会社によって評価に差が出ることもあります。大手ハウスメーカーの住宅は、構造や施工品質、保証・メンテナンス体制などが評価され、地域の工務店などが建てた住宅より査定価格が高くなるケースもあります。

もちろん、ハウスメーカーだけで価格が決まるものではなく、建物の状態や仕様、築年数、これまでの修繕状況なども関係します。

土地の場合も、面積と所在地だけでは判断できません。同じ広さでも、使いやすい整形地なのか不整形地なのか、道路との高低差があるのかといった条件によって評価は変わります。

日当たりや眺望、騒音なども、数字だけでは分かりにくい部分です。戸建てや土地は、こうした一つひとつの違いが価格に影響しやすいため、AI査定だけでは拾いきれない部分があります。

売却を考えているなら、まずAI査定でおおよその相場を知り、その後、不動産会社に現地を見てもらう方法がよいでしょう。AI査定で相場をつかみ、現地査定で物件固有の条件を見てもらうと、それぞれの査定を生かしやすくなります。

AI査定の価格が実際の売却価格とズレるのはなぜ?

AI査定の価格と、実際に売れた価格が同じになるとは限りません。物件の状態や市場の動き、買主との交渉なども価格に影響するからです。ここでは、査定価格と売却価格に差が出る理由を見ていきましょう。

理由① AIでは物件の細かな状態まで確認できない

AI査定では、過去の取引事例や築年数、面積、立地などのデータをもとに価格を推定します。ただし、実際に室内や現地を見て査定するわけではありません。そのため、データだけでは分からない物件固有の状態が、査定価格に十分反映されないことがあります。

AIでは捉えにくいものの、実際の売却価格に影響する要因には、次のようなものがあります。

プラスに評価されやすい要因マイナスに評価されやすい要因
リフォームや設備の更新がされている室内や設備の劣化が進んでいる
眺望が良い眺望が遮られている
日当たりが良い日当たりが悪い
室内や建物の状態が良い建物に劣化や不具合がある
希少性のある間取り使いにくい間取り
角部屋・最上階など条件が良い騒音や振動がある
修繕やメンテナンスが行われているにおいなど現地で分かる問題がある
整形地など使いやすい土地不整形地など使いにくい土地
接道条件が良い接道条件が良くない
道路との高低差が少ない道路との高低差が大きい

たとえば、同じマンションにある同じくらいの広さの部屋でも、リフォーム済みで室内の状態が良い部屋と、設備や内装が古く修繕が必要な部屋では、買主から見た評価は変わります。眺望や日当たり、騒音なども含め、実際に現地を確認して初めて分かることがあるからです。

戸建てや土地では、さらに物件ごとの差が大きくなります。同じエリアにある同程度の広さの土地の場合、形状や接道、高低差によって使いやすさは異なり、戸建てなら、建物の劣化状況やリフォームの有無なども売却価格に影響するでしょう。

こうした現地を見なければ分からない条件があるため、AI査定の価格と実際の売却価格に差が出ることは珍しくありません。

AI査定でおおよその相場をつかんだうえで、不動産会社の現地査定も受けると、データだけでは分からない物件固有の状態も価格に反映できます。両方の査定を比べることで、より納得感のある売出価格を決めやすくなるでしょう。

理由② 売却するタイミングによって市場環境が変わる

不動産の価格は、物件そのものの条件だけで決まるわけではありません。いつ売却するかによって市場環境が変わるため、AI査定をした時点の価格と実際の売却価格に差が出ることがあります。

価格に影響する主な要因は以下のとおりです。

  • 住宅ローン金利の動き
  • 売りたい人と買いたい人の需給バランス
  • 周辺で売り出されている競合物件の数や価格
  • 直近の成約事例
  • 不動産市場全体の動き

たとえば、住宅ローン金利が上昇した場合、同じ借入額でも毎月の返済負担が増えるのが一般的です。購入予算を下げる人が増えれば、不動産価格にも影響が及ぶ可能性があります。

周辺の売出状況も無視できません。同じエリアに似た条件の物件が一斉に売り出されれば、買主は複数の物件を比較できるため、競合物件より価格が高ければ、なかなか選ばれないこともあるでしょう。反対に、売出物件が少ない時期に購入希望者が多ければ、売主にとって有利な状況になることもあります。

直近の成約事例も相場を考える材料です。周辺で高値の成約が続けば相場が上向くことも考えられますが、値下げして成約する物件が増えれば、市場の価格水準が変わっていく可能性もあるでしょう。

そのため、AI査定で表示された価格は、将来その金額で売れることを保証するものではありません。 

査定から実際の売却まで時間が空いた場合は、あらためてAI査定で現在の相場を確認するとともに、周辺の売出物件や直近の成約状況も確認しておくと、売出価格を考える際の参考になります。

理由③ 不動産は「一点もの」だから

AI査定では、過去の取引データの中から、査定する物件と条件の近い事例を探して価格を推定します。そのため、似た物件の売買事例が多ければ、それだけ価格を判断する材料も増えます。

ただ、不動産は一つとして同じものがありません。同じマンションの同じ間取りでも、階数や方位、眺望、室内の状態などによって評価は変わり、戸建てや土地なら、建物の状態や土地の形、接道など、さらに多くの違いがあります。

売却時の事情も物件ごとにさまざまです。時間に余裕があり、希望する価格で買ってくれる人をじっくり待てるケースもあれば、住み替えや相続などで売却を急ぐケースもあります。買主との価格交渉によって、当初の売出価格から値下げして成約することもあるでしょう。

AIは似た条件の物件を数多く比較して相場を推定するのが得意ですが、実際の不動産はそれぞれ条件も売却時の事情も異なります。こうした「一点もの」ならではの違いがあるため、AI査定の価格と最終的な成約価格が同じになるとは限りません。

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AI査定の「精度」は数字だけで判断しない

AI査定の「精度」は数字だけで判断しない

AI査定の精度を比較するとき、「誤差○%」といった数字を目にすることがあります。ただし、数字が小さいからといって、すべての物件で正確な査定価格が出るとは限りません。

AI査定の精度を見る際によく使われる「MER」について、数字を見るときの注意点も含めて確認しておきましょう。

MERとは?AI査定の誤差を表す代表的な指標

MER(Median Error Rate:誤差率の中央値)は、AIの査定価格と実際の取引価格にどのくらいの差があったのかを見るための指標です。

一般的には、MERの数値が低いほど、AI査定と実際の取引価格との差が小さかったことを表します。ただし、MERはあくまで「中央値」であり、すべての物件の誤差がその数値に収まっているわけではありません。

「MERが低い=すべての物件で正確」とは限らない

MERが低いからといって、すべての物件で高い精度が期待できるとは限りません。

たとえば、取引事例が豊富で価格を推定しやすい都心部のマンションだけを対象にすれば、MERは低くなる傾向が見られます。一方、戸建てや地方の物件、築古物件、高額物件などを含めると、物件によって誤差が大きくなることもあります。

AI査定サービスの精度を比較するときは、MERとあわせて以下の点も確認しておきましょう。

  • 都心部のマンションだけを対象にしていないか
  • 戸建ても計算対象に含まれているか
  • 地方の物件も含まれているか
  • 高額物件や築古物件を含めて算出しているか
  • 何の価格と比較した誤差なのか(実際の成約価格との誤差なのか)

同じ「MER○%」でも、計算対象や比較する価格が違えば、単純に比べることはできません。MERを見る際は、その数字がどのような物件や条件をもとに算出されたものなのかまで確認しましょう。

HowMaでもAI査定が苦手な物件がある

HowMaのAI査定は、物件によって価格の出しやすさに差があります。売買事例が少なかったり、その物件ならではの条件が多かったりすると、どうしても価格の推定が難しくなるからです。

以下のような物件は、比較できるデータが少なかったり、個別の条件が価格に影響したりするため、AIだけでは価格を判断しにくいケースがあります。

  • 取引事例が少ない地方の戸建てや土地
  • 築年数が古く、比較できる事例が少ない物件
  • 周辺に似た物件が少ない高額物件
  • 土地の形状や接道、高低差などが価格に影響する物件
  • リフォームや建物の状態、眺望、日当たりなどが価格に影響する物件

都市部のマンションは比較できる売買事例が多く、同じマンション内の成約事例が見つかることもあります。こうした物件は条件を比べやすいため、AI査定が比較的得意とする分野です。

戸建てや土地は事情が少し違い、同じエリア、同じくらいの広さでも、建物の状態や土地の形、接道などによって評価が変わります。こうした違いまでAIだけで判断するのは簡単ではありません。

そのため、HowMaの査定価格は「この金額で売れる」という確定価格ではなく、現在の相場を知るための目安として見るのがよいでしょう。

戸建てや土地など個別性の高い物件は、HowMaで相場を確認したあと、不動産会社にも査定してもらうと、AIでは捉えにくい条件も含めて売出価格を検討できます。

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AI査定と不動産会社の査定、どちらを信じればいい?

AI査定と不動産会社の査定、どちらを信じればいい?

AI査定と不動産会社の査定は、どちらか一方が正しいわけではなく、それぞれ得意なことが異なります。ここでは、両者の違いと、売却を考える際の上手な使い分けについて見ていきましょう。

AI査定が得意なこと

AI査定が向いているのは、「まず自宅の相場を知りたい」という段階です。

売却を考え始めたばかりのときは、「そもそも自宅はいくらくらいなのか」「今売ったらどのくらいになりそうか」が分からない人も多いでしょう。AI査定なら、物件情報を入力するだけで、過去の取引事例などをもとにした査定価格を短時間で確認できます。

不動産会社の営業担当者と話す前に、自分で相場を把握できるのもメリットです。査定を依頼する前におおよその価格が分かっていれば、不動産会社から提示された査定価格が高いのか低いのかを考える材料にもなります。

また、AIがデータをもとに算出するため、自宅を「思い入れのある家」ではなく、一つの不動産として客観的に見やすくなるでしょう。

「この価格なら売却を考えてみよう」「今は売らずにもう少し様子を見よう」といったように、売却するかどうかを考える最初の判断材料として使いやすいのがAI査定です。

不動産会社の査定が得意なこと

不動産会社の査定が得意なのは、「その物件ならではの価値を見てもらう」ことです。

AI査定では、面積や築年数、過去の取引事例など、データに表れる情報を中心に価格を推定します。一方、不動産会社の訪問査定では、担当者が実際に物件を確認するため、数字だけでは分からない部分も査定価格に反映できます。

たとえば、以下のような点です。

  • 室内や建物の状態
  • リフォームや設備交換の状況
  • 日当たりや眺望
  • 土地の形状や接道状況
  • 騒音や周辺環境
  • その地域で家を探している買主のニーズ

さらに、不動産会社は査定価格を出すだけでなく、「いくらで売り出すか」「どのような買主を狙うか」といった売却戦略まで相談できます。

同じような条件の物件でも、室内の状態や眺望、土地の使いやすさなどによって評価は変わります。こうした現地を見なければ分からない部分まで確認してもらえることが、不動産会社の査定の強みです。

そのため、実際に売却を進める段階では、AI査定で把握した相場も参考にしながら、不動産会社の査定を受けると売出価格を設定しやすくなります。

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だからHowMaでは「AI査定→コラボ査定」の2段階がおすすめ

だからHowMaでは「AI査定→コラボ査定」の2段階がおすすめ

AI査定と不動産会社の査定は、どちらか一方を選ぶ必要はありません。得意とする部分が違うので、まずAIで相場を知り、そのあと不動産会社の査定を受けるという使い方がおすすめです。

流れは以下のようになります。

  1. AI査定で現在の相場を知る
  2. 自分の物件ならではの価値を確認する
  3. 不動産会社から査定価格や売却戦略を聞く
  4. 比較したうえで、納得できる価格と売却方法を考える

最初にAI査定をしておけば、不動産会社に相談する前に、自宅がいくらくらいなのかを把握できます。相場を知っていれば、不動産会社から査定価格を提示されたときも、その金額が高いのか低いのかを考えやすくなるでしょう。

ただ、室内の状態やリフォーム、眺望、土地の形状などは、AIだけでは判断しにくい部分です。不動産会社に実際の物件を見てもらえば、こうした条件も含めて査定してもらえます。

まずAIで相場を知り、次にプロの目でその物件ならではの価値を見てもらう。それぞれの査定を比べることで、売出価格をいくらにするのか、どのように売っていくのかも考えやすくなります。HowMaなら、AI査定で相場を確認したあと、そのまま「コラボ査定」に進めます。

HowMaのコラボ査定とは?

HowMaのコラボ査定は、AI査定のあとに、不動産会社の査定も受けられるサービスです。物件の売却を得意とする不動産会社が選ばれ、最大6社に査定を一括で依頼できます。

不動産会社によって、得意なエリアや物件の種類、抱えている買主、売却の進め方は異なりますが、複数社に査定してもらえば、査定価格だけでなく、どのような売り方を提案してくれるのかも比較することが可能です。

まずAI査定で相場を知り、次にコラボ査定でプロの意見を聞く。HowMaなら、この2つを組み合わせながら、自分が納得できる売却価格や売り方を考えられます。

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AI査定をしたら、査定額の次に何を見る?

AI査定をしたら、査定額の次に何を見る?

AI査定で価格が分かったら、「思ったより高かった」「意外と安かった」で終わらせず、その価格をもとに次の行動を考えてみましょう。HowMaで査定したあとは、次のような順番で確認すると、売却するかどうかを判断しやすくなります。

① 今の相場価格を見る
まず確認したいのが、現在の相場価格です。「今売るとしたら、どのくらいの価格になりそうか」を知ることで、売却を具体的に考えるための基準ができます。

② 過去の価格推移を見る
現在の価格だけでなく、これまで価格がどのように動いてきたのかも見てみましょう。以前より上がっているのか、下がっているのかが分かれば、今後の売却時期を考える材料になります。

③ 周辺の売買事例を見る
自宅の査定価格とあわせて、周辺の似た物件がどのくらいの価格で取引されているのかも確認します。同じエリアや似た条件の物件を見ることで、AI査定で出た価格を周辺相場と照らし合わせられます。

④ 住宅ローン残債と比較する
住宅ローンが残っている場合は、査定価格と現在のローン残高を比べてみましょう。売却価格からローンを完済できそうか、売却後にどのくらいのお金が残りそうかを考えるうえで欠かせない確認です。

⑤ 売るならいくらで売りたいか考える
相場が分かったら、自分はいくらなら売りたいのかも考えてみます。「この価格なら売りたい」「これより安いなら今は売らない」など、自分なりの基準を持っておくと、その後の判断がしやすくなります。

⑥ 必要ならコラボ査定でプロの意見を聞く
実際の売却を考え始めたら、HowMaのコラボ査定を利用して、不動産会社の査定も確認してみましょう。

AIでは分かりにくい室内の状態やリフォーム、眺望なども含めて評価してもらえるほか、実際にいくらで売り出すのか、どのように売却を進めるのかについても相談できます。

AI査定は、価格を知ることがゴールではありません。査定結果をきっかけに、自宅の現在地を知り、「売る・売らない」「いつ売る」「いくらで売る」を考えるために使うと、より役立てられます。

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HowMaのAI査定についてよくある質問

HowMaのAI査定についてよくある質問

HowMaのAI査定を利用する前に、料金や営業電話、査定価格の見方などが気になる方も多いでしょう。ここでは、HowMaのAI査定についてよくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。

Q1. AI査定は本当に無料?

はい。HowMaのAI査定は無料で利用できます。査定価格を確認するための料金はかかりません。HowMaは、提携する不動産会社から紹介料を受け取ることでサービスを運営しているため、利用者は無料でAI査定を利用できます。

「まだ売るか決めていないけれど、今の自宅の価格だけ知りたい」という段階でも利用できるので、まず相場を確認したい人にも使いやすいサービスです。

Q2. AI査定をすると不動産会社から営業電話が来る?

HowMaのAI事前査定を利用しただけで、不動産会社から営業電話がかかってくることはありません。AI事前査定は名前や電話番号の入力が不要で、不動産会社にも個人情報は共有されないのでご安心ください。

不動産会社に個人情報が共有されるのは、コラボ査定などを利用する際に、本人が同意した場合です。そのため、「まずは自宅の価格だけ知りたい」という段階で気軽に利用できます。

Q3. AI査定価格はそのまま売れる価格?

いいえ。AI査定価格は、実際にその金額で売れることを保証するものではありません。過去の取引事例などをもとに算出した、現在の売却相場の目安です。

実際の売却価格は、物件の状態や市場の動き、買主との価格交渉などによって変わります。AI査定は「今ならいくらくらいで売れそうか」を知るための参考価格として活用するとよいでしょう。

Q4. リフォームした家は高く査定される?

HowMaのAI査定では、リフォームの内容や室内の状態までは査定価格に反映されません。AIは現地を確認できないため、リフォーム履歴や設備・内装の状態などを判断するのが難しいからです。

リフォームによって実際の評価が高くなる可能性はありますが、どの程度価格に影響するかは物件によって異なります。売却を検討する場合は、AI査定で相場を確認したあと、コラボ査定で不動産会社に実際の状態を見てもらうとよいでしょう。

Q5. 戸建てや土地でもAI査定できる?

はい。HowMaでは、マンションだけでなく、戸建てや住宅用の土地もAI査定の対象です。日本全国に対応しており、築年数の古い戸建てや狭小地、旗竿地などの変形地、地方の物件も査定できます。

ただし、一棟マンションやホテル、ビル、店舗、倉庫、事業用地など、住宅用ではない不動産はAI査定の対象外です。

Q6. AI査定の価格が思ったより低かった場合は?

AI査定の価格が低くても、その家の価値が低いと決まったわけではありません。AIは築年数や面積などのデータから価格を算出するため、リフォームや室内の状態、日当たり、眺望など、物件ならではの良さを十分に反映できないことがあります。

査定価格に違和感がある場合は、HowMaのコラボ査定で不動産会社にも査定してもらうとよいでしょう。AIでは判断しにくい部分も含めて、物件の価値を見てもらえます。

Q7. AI査定と不動産会社の査定額が違うのはなぜ?

査定するときに使う情報や、価格の出し方が異なるためです。AI査定は、過去の取引事例や物件データなどをもとに相場価格を算出します。

一方、不動産会社の査定では、室内や建物の状態、リフォーム、眺望などを現地で確認し、周辺の市場動向や買主ニーズ、売却戦略なども踏まえて価格を判断します。

そのため、AI査定と不動産会社の査定額に差が出ることは珍しくありません。どちらか一方だけを見るのではなく、それぞれの査定結果を比較して売出価格を考えるとよいでしょう。

Q8. AI査定価格は毎回変わる?

はい。HowMaのAI査定価格は変わることがあります。不動産の相場は常に動いているため、HowMaでは毎週価格を再計算しています。

価格が変わる主な理由は、周辺での新しい取引、市場全体の変化、AIの計算ロジックの改善などです。新しい情報や市況の変化を反映するため、以前の査定価格と違っていても不自然ではありません。

Q9. AI査定は住宅ローン審査に使える?

HowMaのAI査定価格を、そのまま住宅ローン審査の正式な評価額として使うことはできません。AI査定は、現在の不動産相場を知るための参考価格です。

住宅ローンの担保評価や税務上の手続きなどでは、目的に応じて固定資産税納税通知書や固定資産評価証明書などの公的な書類が必要になる場合があります。

HowMaのAI査定は、こうした書類の代わりではなく、自宅の資産価値を知ったり、売却を考えたりするときの目安として活用するものと考えておくとよいでしょう。

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まとめ:AI査定は「売却価格を決めるもの」ではなく「売却を考えるための最初の一歩」

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不動産AI査定は過去の取引事例や物件情報などをもとに、現在の相場価格をスピーディーに把握できる便利なツールです。不動産会社に相談する前に、自分でおおよその価格を確認できるため、売却するかどうかを考えるきっかけにもなります。

ただし、AI査定で表示された価格が、そのまま売却価格になるとは限りません。室内の状態や、リフォーム、眺望、日当たり、土地の形状など、データだけでは判断しにくい条件も実際の価格に影響します。

そのようなことから、AI査定は以下のような流れで使うのがおすすめです。

  1. AI査定で相場を把握する
  2. 必要に応じて不動産会社に物件を詳しく見てもらう
  3. 査定額や売却戦略を比較して、売るかどうか・いくらで売るかを判断する

AI査定の役割は、「あなたの家はこのくらいの価格で売れます」と答えをだすことではありません。今の相場を知り、これからどうするかを考えるための最初の方法です。

まだ、売却すると決めていなくても問題ありません。まずはHowMaのAI査定で、あなたの不動産が「今いくらくらいなのか」を確認してみましょう。

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