AI査定をしたけれど、不動産売却を進めていくにあたり、たくさんの論点や疑問に当たりますよね。
ここでは、HowMaに寄せられたユーザー様の質問をご紹介させていただきます。似たお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考にしてみてください。
(※個人が特定できるような質問は、質問意図が変わらない範囲で内容に一部フェイクを入れますので、現ユーザー様は今後も安心してお問い合わせください。)
Q.住宅ローンの毎月の支払いが厳しい場合、返済を待ってもらうことは可能ですか?
A.
ご質問ありがとうございます。
住宅ローン返済が厳しい場合は、まず滞納3ヶ月目までに金融機関へ相談しましょう。
住宅ローンは厳しいので、支払いの延期はやらないですが、銀行との調整ですね。コロナ禍は収入が減った・解雇された方向けに、色んな特例が用意されたかと思います。
現在の住宅ローン返済の返済猶予制度(救済措置)は、金融期間によりますが1〜3年ほど返済金額を減らすことができます。ただし毎月の返済金額がゼロになるわけではなく、ボーナス払いを減額・中止したり、金利のみ支払う(元金支払いは猶予する)形です。また、返済猶予制度を適用するために手数料が必要な銀行もあります。
Q.返済期間の延長はできますか?
例えば35年ローンで、既に10年返して残り25年だけど、支払いが厳しいから、もう1回今の時点で35年ローンに借り換えるみたいなことはできます。残り25年で支払うものを、35年で割るので、毎月の返済額は減るっていうことですね。借り換えは残年数の25年を引き継ぐのが原則なので、返済期間延長は特例です。
借り換えることで支払いは助かるかもしれないですが、借り換え手数料が高いことと、返済期間が延びれば支払う金利の総額は増えますので注意してください。
また、借り換え手数料は、借り換え先の金融機関には借り換える額の2%を払い、さらに今借りてる銀行には、完済するために手数料を 1%くらい払う必要があります。金融機関や、返済開始からの期間によって金額は変動しますけど、ネット銀行の中には1〜2%の手数料を請求される場合もあります。
というのも、短期で売却するのを防ぐために、最初の5年間は全額繰上げ返済する場合に、返済額の1%をとるという金融機関はいくつもあります。だから全額繰上返済の手数料は必ず確認してください。
まとめると、全額繰上げ返済手数料と借り換え手数料の2つがかかるので、本当にやるべきなのかきちんと考えた方が良いですね。もし他に削れる支出があれば、ちょっと苦しいけど払い続けた方がいい可能性はあります。
でも、手数料を諸費用として乗せて、35年ローンを組むことはできるかもしれませんね。金融機関に、借り換え相談する時に確認してみてください。