「マイホームを建ててまだ3年なのに、愛知に転勤?」
そんな現実に直面したら、あなたはどうしますか?
今回お話を伺ったのは、東京都小平市で2022年に注文住宅を建てたばかりの小林様。車好きで、駐車スペースの間口まで計算し尽くし、理想の家を手に入れた矢先、突然の転勤辞令が下ります。
「売るか、貸すか。どっちがいいんだろう?」
住宅ローンの残債、二重家賃のリスク、そして何より愛着のある「この家にいつか戻りたい」という気持ち。感情と損得が入り混じる中で、小林様には「手放さない」「赤字にしない」の2つを重視しました。
そんな小林様はHowMaのAI査定を活用して、どのように不動産会社を選び、なぜ最終的に「賃貸」という答えを導き出したのか。そして、スピード決着を引き寄せた現実的な戦略とは?
人生の大きな決断を冷静な判断で乗り越えた、子供2人のパパの、リアルな住み替え体験談を伺いました。
【この記事で見えたポイント3つ】
- 「赤字にしない」が最優先:二重家賃のリスクも含め、トータルで損をしない選択を冷静に計算。
- 6社と話して、熱意で選ぶ:一括査定で6社の不動産会社に査定依頼。訪問査定で実際に会い、担当者の熱意と提案力で最終的にパートナーを決定。
- 家賃を下げてスピード決着:20万円で貸し始めるも決まらず、18万5千円に値下げ。早く決めることが、結果的に1番の利益につながる。
売主様プロフィールと物件の概要
| お名前 | 小林 翔様 |
| ご年齢 | 30代前半 |
| 物件のエリア | 東京都小平市 |
| 物件種別 | 3LDK戸建て |
| 購入時期 | 2020年(入居2022年1月) |
| 賃貸開始 | 2024年8月 |
| 賃料 | 18万5千円/月 |
| 賃貸・売却を考えた理由 | 愛知に転勤が決まったため |
「家族4人、さすがに狭いよね」念願のマイホーム購入
ーー本日はありがとうございます。まず、小林様のご職業とご年齢、家族構成を教えていただけますか?
小林様:職業は会社員で、広告系のクライアントサービスをやっています。家族構成は妻と子供2人、小学校2年生と年少がいます。
ーー今回、小平市のご自宅を賃貸に出されたそうですが、まず購入された経緯から教えていただけますか?
小林様:2人目の子どもができて、それまで住んでいた家が手狭になったので。引っ越そうってなったら、家賃が相当上がりそうだったので、買ってしまおうかと。
ーーそのタイミングは、いつ頃だったのでしょうか?
小林様:買ったのが2020年で、ちょうど5年前ですね。注文住宅だったので、建てるのに1年ぐらいかかって、2022年の1月に入居しました。
ーー注文住宅だったのですね。こだわったポイントは何でしたか?
小林様:車が好きなんで。車が横置きで、縦列じゃなくて、横に2台並べて、ドアを開けるぐらいの間口がある。尚且つ、妻と自分がそれぞれの会社まで1時間ぐらいで行ける、というのが条件でしたね。

ーー上のお子さんも、小学校に入る前だったのですね。
小林様:はい、そのときは小学校入る前だったんです。結果的に、住み替えのときの学区変更とかもなかったので、すごくいいタイミングにぴったりはまった感じでしたね。
上司の勧めでHowMa登録。「含み益を見るのが、楽しい」
ーー2022年3月に、HowMaにご登録いただいていますが、これはどういうきっかけだったのですか?
小林様:家買って割とすぐのタイミングで、会社の上司にすすめられて。「家買ったら、HowMaを入れとけ」みたいな。
ーー小林様の職場の方も、HowMaを使っていらっしゃったのですか?
小林様:その上司も売ってないんですけど、ずっと使っていて。含み益を見ながら楽しんでましたね(笑)。
ーーなるほど(笑)。そのときは、まだ売却は考えていなかったのですね?
小林様:売る気は一切なかったですね。
ーー職場でも、結構使われている方が多いのですか?
小林様:人によりますが、何人かは。
うちの会社には社宅がなくて。転勤したら住宅手当がなくなるっていう条件さえなければ、買う人は買うかな。転勤のリスクもあるけど、やっぱり購入する人は多いような気はしますね。
ーー最初にAI査定価格を見たとき、どう思いましたか?
小林様:いやあ、下がるなと思いましたね。4,300万円で買って登録して、そのときでも3,900万円ぐらいだったのかな。ウッドショックのタイミングとかもあったんで、あわよくば上がったらいいかな、みたいな気持ちもうっすらあったんですけど。でも、「こんなもんか」って感じでしたね。
突然の転勤辞令。「売るか、貸すか」の分岐点
ーーそして今回、賃貸に出されることになったきっかけは?
小林様:愛知に転勤になったんです。
そーー辞令が出たタイミングで、すぐに一括査定を申し込まれたのですね。
小林様:そうですね。辞令が出た日にやりました。HowMaからのメールはずっと見ていたので、「これを使うか」って。
ーー売却か賃貸か、最初からどちらも検討されていたのですか?
小林様:そうですね。赤字にならない、というところと、転勤先から二重家賃の期間をなるべく短くしたい。この2つが条件だったので、それが可能なら、別にどっちでも良かったですね。
ーーどちらかというと、「儲けたい」より「赤字にしたくない」ということですね?
小林様:そうです。赤字にしたくない方が強かったですね。
6社と話して、「熱意」で選んだパートナー
ーーコラボ査定で、6社に依頼されましたね。
小林様:はい。上から順番に選んだと思います。特にこだわりがあったわけじゃないんで。
ーー6社とも、訪問査定に来られたのですか?
小林様:はい、全社に来ていただいて話はしましたね。まとめて土日に来てもらって。
ーーその中で、どのように絞ったのでしょうか?理由を教えてください。
小林様:最終的に1社に絞ったのですが、地場の業者で、A社さんという会社の店長さん的な方が来てくれたんですけど、熱心で頑張ってる方だったんです。資料をまとめて妻に渡しに来たりとか。自分も営業の端くれなんで、ちょっと応援してみたいな、みたいなところもあって。
ーー奥様の印象も良かったのですね。
小林様:そうですね。妻もそうですし、自分的にも話を聞いて波長が合う方だったんで。仕事も早かったです。
ーー他の会社さんは、どうでしたか?
小林様:基本は来ていただいて話はしましたけど、何か自分の心をくすぐられるような熱意がある方は、残念ながら他にはいなかったかな、という感じですね。
20万円で始めて、決まらず。18万5千円への値下げ決断
ーーいつ頃から売り出しと賃貸募集を開始したのでしょうか?
小林様:6月終わりぐらいから、結構早くやりました。
ーー売却の方は、いくらぐらいで出されたのですか?
小林様:高めに、4,580万円ぐらいで出してたと思います。内覧のお問い合わせもありましたけど、結局、体調不良で流れたりして。具体的な話はあまりなかったですね。
ーー賃貸の方は、どうでしたか?
小林様:最初20万円で出してて、1組内覧に来たんですけど、「保育園が遠い」みたいな理由で流れて。その後、家賃を18万5千円に下げたら、すぐに決まりました。
ーー結局、金額だったのですね。
小林様:そうですね。最初からそう言えば良かったです(笑)。
ーー家賃の設定は、どのように決められたのですか?
小林様:毎月の家賃的にも18万円で貸せるんだったら、利益も多少出るんですよ。
最低ラインの18万円なら決まります、って話を聞いていて。一応まだ時間があったので、最初は20万円からチャレンジしましょうか、という感じで決めました。
賃貸会社は3社で並行。連携の難しさと、工夫
ーー賃貸の方は、何社と契約されたのですか?
小林様:3社です。
最初は2社と契約していて、8月に入った頃にまだ決まってなかったので、さすがにちょっとやばいな、と思って。多少下げて、1ヶ月でも早く決まった方がいいよね、ということで、家賃を下げて、契約する会社も増やしました。
ーー3社と並行してやるのは、大変ではなかったですか?
小林様:そうですね。お問い合わせが入ったタイミングで「今こういう状況です」みたいな連絡とか、定期的に来ますから。その辺の対応を含め、増やせば増やすだけ煩わしさはあります。
ーー家賃を下げるときも、3社に連携が必要ですよね。
小林様:そうですね。足並み揃えてくれっていうのは、結構大変でした。6社とかだと、もっと大変だったと思います。
「いつか、また戻りたい」理想の家を、手放さない理由
ーー今後、また小平市の家に戻られる可能性は?
小林様:転勤先で、また次どうなるかは分からないんで。どちらかというと、今住んでる人が出ていくってなった時に、もう1回住めたらいいなと思ってます。そのために、今持ってるって感じですね。
ーー家自体が、すごく気に入っているのですね。
小林様:はい。自由設計で作った家なんで、自分がある程度思い通りに作ってますから。新築ですし、特に傷んでないですしね。
設備も、やっぱり賃貸と、購入だと全然違いますよね。
HowMaへの要望。「賃貸も、一括査定できたら最高」
ーー3年間使ってみて、満足度は100点満点で何点ですか?
小林様:90点ぐらいですね。満足してますよ。
ーーHowMaを使ってみて、今後こういう機能があったらいいな、というのはありますか?
小林様:賃貸の方も、業者さんを探せるんだったら、それに越したことはないですね。賃貸の一括査定はぜひお願いしたいです。
ーーHowMaのマイページでは、チャット機能で不動産会社さんとやりとりできる機能があるのですが、ご存知でしたか?
小林様:知らなかったですね。もし知っていたら、絶対使ってました。
家賃下げるとか、売り出し価格下げたいみたいな連絡を、グループLINEみたいな感じで一発でできるとか、いいですね。あと、スケジュール機能とかがあれば、内覧の管理とか、日程のバッティングも避けられますよね。
【まとめ】「赤字にしない」が、最強の戦略だった。
小林様の物語は、多くの転勤族が直面する、リアルな悩みそのものでした。
「買ったばかりなのに、転勤」という絶望的な状況の中で、感情に流されることなく、冷静に状況と希望を整理し、「赤字にしない」という基準を設定したこと。それが、結果的に納得できる判断につながりました。
「家を売るか貸すか」の両方を天秤にかけ、最終的に選んだのは「賃貸」。
それは、愛着のある家を手放したくない、という気持ちだけではなく、「いつか戻れる場所」として残しておきたい、という明確な未来設計があったからです。
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