リフォームしてから売ると売却額は高くなる? -HowMa不動産売却なんでも相談室 vol.18-

AI査定をしたけれど、不動産売却を進めていくにあたり、たくさんの論点や疑問に当たりますよね。

ここでは、HowMaに寄せられたユーザー様の質問をご紹介させていただきます。似たお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考にしてみてください。

(※個人が特定できるような質問は取り上げないので、現ユーザー様は今後も安心してお問い合わせください。)

Q:少しでも高く売りたいのですが、ネット記事にてリフォームすると売却額が高くなる、と読みました。本当でしょうか?

A:

ご質問ありがとうございます。

最初に結論から申し上げてしまうと、売却するためにリフォームをしても必ずしも高く売れるわけではありません。

たしかに一時期は売る前にリフォームした方が良いといわれる時代はありました。もしかしたらご覧になったネット記事はその時代の名残りかもしれません。

近年は中古住宅に関して、築年数が古くて安い住宅を買ってリフォーム、そしてリノベーションして、自分にとって心地よい空間にしたいという希望を持つ人が増えてきています。

そういう人はリフォーム済みの家を見ても、自分でリフォームをする前にされてしまったことで損をした気分になったり、リフォーム価格が販売価格に反映されてしまっていると考えてしまうのです。

例えば、赤いキッチンや黒いお風呂など個性的な設備は嫌煙されることもありますし、高価なトイレに入れ替えたからと言ってその金額分以上に売却価格が上がることは少ないのが現状です。

床や壁紙をキレイにする、外壁塗装をする、といったメンテナンスに関しては、価格に反映されることは難しいかもしれませんが、その旨を不動産会社さんにしっかりと伝えてください。価格への反映が難しくても、広告宣伝に使える材料が多くなることは早く売れることに繋がるからです。

AI査定では近隣の物件や類似物件の売買事例をもとに算出します。正確にリフォーム箇所を勘案した査定価格を出すことは難しいので、不動産会社さんへ査定依頼をしてみるのが良いと思います。

Q:築35年の全くリフォームをしていない戸建てをAI査定しました。しかし、不動産会社からの査定価格より数百万ほど高いです。なぜですか?

先述した通り、AI査定は周辺の似たような条件の売買事例をもとに計算しています。要因の一つとして、同じくらいの築年数の周辺物件はリフォーム済みだったという可能性があります。

耐用年数を超えて設備を使い続けている場合、買主は戸建て購入費用+リフォーム費用の合計で住宅ローンをするため、どうしても売却価格が下がります。キッチン・バス・トイレ・洗面・給湯器・エアコンなどは10~20年ほどで、メーカー保証は10年程度です。

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