AI査定をしたけれど、不動産売却を進めていくにあたり、たくさんの論点や疑問に当たりますよね。
ここでは、HowMaに寄せられたユーザー様の質問をご紹介させていただきます。似たお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考にしてみてください。
(※個人が特定できるような質問は、質問意図が変わらない範囲で内容に一部フェイクを入れますので、現ユーザー様は今後も安心してお問い合わせください。)
Q. 任意売却後の生活設計を考える上での注意点を教えてください。例えば、次の住まいや引っ越し費用を確保するなど。
A.
多分、売主は考えられないですよ。債権者との調整だけなので。
競売の場合は弁護士が、任意売却の場合は不動産会社が計算します。次の引っ越し費用にこれだけ必要だからと残して、あとは債権者に分配します。
まず債権者の中で最優先は税金です。固定資産税を滞納している場合でも減額などの救済措置はなく、税金は必ず全額返済しなきゃいけないからです。
その他に銀行に借りている抵当権4,000万でも、3,000万しか返せない場合は、分配調整が必要です。だから債務者は取っちゃいけません。
「次の引っ越し費用と、6ヶ月分の家賃ぐらいはもらいたいです。」とか言ってもダメです。自分が主張しても、その資金計画で裁判所が許可するかっていう話。なので、あんまり口入れできないと思います。
なお、任意売却できる期間が半年以上ある場合は、不動産会社を自分で探してくることもできます。
不動産業者の選び方としては、必ずや任意売却が強い会社を探すことです。大手に任せたからといって、上手にやって捌いてくれるわけではないので。大手不動産会社だと専門部署があるんでしょうけど、任意売却の専門会社には勝てません。また、家の近くの不動産会社に行ったとしても、多分どうにもならないので、やっぱり検索して探した方がいいです。
ただ結局は、買主(=買取業社)を連れてくるので、その周辺エリアで任意売却の実績がある会社をいくつかピックアップして、選択肢の中でも自宅に近い、その不動産に近い会社を選ぶようにしたらいいですね。
任意売却を扱っている会社は、市内どこでもやってますとか、全国どこでもやってますとか、結構手広いところが多いですが、事務所所在地は必ず見てください。
また、買取価格を予め聞いておくことも重要です。急いで売るとなると、基本的には業者に買っていただくのが1番良いです。そのためには買取価格のアタリをつけておきましょう。
確かに買取より仲介の方が高く売れますが、仲介の場合はローン特約があります。高く売れたって思ったけど、1ヶ月後に「ローンが通らなかったので白紙解約します。」なんて言われたら、もう地獄でしょ?だから急ぐ場合は買取が安心です。
査定依頼する時に、「査定価格と合わせて買取価格も一緒に提示してください」って言えば自社買取してる会社だったら、すぐに計算してくれます。自社買取してない大手でも、知り合いの業者に話を聞いて回答してくれますよ。