「AI査定はあくまできっかけ。最後に判断するのは自分だと思いました」
兵庫県篠山市に建てた4LDKのマイホーム。20年住んだ自宅を手放す決断をした玉置様は、3社の査定価格に首をかしげました。
1,100万円、1,200万円、1,400万円。査定価格にバラツキがあり、査定根拠がアヤフヤで納得できない。
「本当にこの価格が正しいのか?」
そこで玉置様は、HowMaのAI査定を比較軸として活用し、自分でエリア需要や建物の強みを整理し直し、2,200万円という売出し価格を設定しました。
結果、わずか6ヶ月で、自宅の強みが希望条件にハマる買主が現れ、納得の売却が実現しました。
「AI査定があったから、情報を鵜呑みにせず、自分で金額を決められた」
価格の根拠を自分で理解し、売却を主体的に進めたい人にこそ、読んでほしいストーリーです。
- 1 売主様プロフィール
- 2 千葉への転職が決まって、20年住んだ自宅を売却へ
- 3 3社の査定額のズレをどう判断する?まずはAI査定を判断軸に活用した
- 4 物件の強み「観光価値・地盤・交通アクセスの良さ」を整理し、建材高騰も加味して、自分で売出し価格を2,200万円と設定
- 5 2組目の内見で契約するもローンが通らず白紙解除
- 6 内見3組目で成約!買主が求める価値と自宅の強みが一致した
- 7 【HowMaへの期待】AI査定は判断材料を増やすツール、さらに強い味方になるよう進化してほしい
- 8 「定期的な手入れ」が未来の資産価値につながる
- 9 「AI査定で判断基準を知る」「最終的に自分で価格を決める」ことが、納得の高額売却を引き寄せる
売主様プロフィール
| お名前 | 玉置 登様 |
| ご年齢 | 50代後半 |
| 物件エリア | 兵庫県篠山市 |
| 物件種別 | 築20年・4LDK一戸建て |
| 購入時期 | 2004年12月(取得価格2,650万円) |
| 成約までの期間 | 約6ヶ月 |
| 売却価格 | 2,200万円 |
| 売却理由 | 兵庫から千葉への転職が決まったから |
千葉への転職が決まって、20年住んだ自宅を売却へ
ーー今回売却された物件について、教えていただけますか?
玉置様:兵庫県篠山市の一戸建てです。2004年12月から2020年8月まで住んでいました。その後、岡山に転勤して、月に1回は家の換気に帰っていたんです。家が傷むので。
そして2024年9月に転職が決まって、千葉の市川市に引っ越しました。千葉からだとなかなか換気にも行けないので、売却を考え始めました。
ーーいつから売却の準備を始められたんですか?
玉置様:2023年12月ぐらいから、東京に引っ越す可能性が出てきたので、情報収集的にHowMaに登録したんです。それから定期的にメールで価格情報をもらっていました。
3社の査定額のズレをどう判断する?まずはAI査定を判断軸に活用した
ーーHowMaの一括査定では1社を選択していましたが、他にも査定依頼しましたか?
玉置様:はい、合計3社です。
家を建てた時に仲介してもらった不動産屋さんが1,400万円、他の一括査定で連絡が来た地元の不動産屋さんが1,100万円から1,200万円。
結局どれが妥当なのか判断できなかったので、HowMaのAI査定1,100万円と比べてみました。判断材料のひとつとして使えたのが良かったです。
ーー不動産を売るときに多くの人が戸惑うのが「査定額のバラつき」です。3社の価格が最大300万円違うことについて、どう感じましたか?
玉置様:査定根拠がアヤフヤだなと思ったんです。
自分の家は、サイディング(外装材)の厚みとか通常よりも厚いし、全て光触媒のサイディングなので全く痛んでないんですよ。汚れもついてない。築20年と言っても誰も信じてくれないぐらい。
あとは光ファイバーでテレビを見ていたので、アンテナがないんですよ。だから台風の影響は全くないです。
物件の強み「観光価値・地盤・交通アクセスの良さ」を整理し、建材高騰も加味して、自分で売出し価格を2,200万円と設定
ーー売出し価格はどのように決められたのですか?
玉置様:自分で決めました。取得価格が2,650万円なので、0.85から0.9掛けぐらいで考えて、2,200万円で売りたいと希望を出しました。
そしたら、一括査定で連絡が来た県内の不動産会社さんが「2,200万円で売り出しましょう」と言ってくださって。
ーー不動産会社任せでなく、玉置様が決めたのですね。取得価格の0.9掛けほどとおっしゃいましたが、2,200万円という価格は具体的にどのように考えたのでしょうか?
玉置様:土地代が元々700〜800万円ぐらいで、家の価値が400万円として、合わせて1,100万円から1,200万円。でも、今は建築資材が1.5倍から2倍に高騰しているので、それを加味すると家の価値はもっと大きく見えるなと。
ーー先ほど、サイディングや光ファイバーという特徴を伺いましたね。建築資材の他にもアピールポイントがあったのでしょうか?
玉置様:観光価値がある場所なんです。篠山城のすぐ近くで、週末は観光客だらけ。祭りの時は人が多すぎて家に入れないぐらいなのです(笑)。あとは田舎暮らしの需要も増えていて、都会から引っ越してくる人が多いエリアです。
ーーお城が近いということは地盤が強固で、地震に強そうですね?
玉置様:はい、阪神大震災の時も全く影響がなかったんです。県内でも地盤が良くて、ほとんど自然災害もない。しかも大阪まで1時間ちょっとで出られる。
高速のインターも近いので、渋滞なく広島とか岡山とか福井とか、1〜2時間ぐらいで行けるんです。
2組目の内見で契約するもローンが通らず白紙解除
ーーいつ頃から売却活動を始められたんですか?
玉置様:2024年12月に専属媒介契約を結びました。アットホームとホームズの2つのサイトに2,200万円と掲載してもらって。
ーー内見は何組来られましたか?
玉置様:3組です。1月から4月にかけて。1人目は気に入ったんだけど、予算が合わなくて。2人目は契約までいったんですけど、ローンの許可が降りなかったんです。
収入印紙1万円ぐらい払って契約書も作ったんですけど、ローンが降りなくて。その費用はこちらの負担だったので、ちょっと良くないなと思って。それで、不動産会社に「事前審査を必ずやってください」とお願いしました。
ーー住宅ローン特約による契約解除を防ぐには、事前審査は必須ですね。これから売買契約を結ばれる方は、よくある契約解除の10パターンとその予防策はぜひ一読いただきたいです。
内見3組目で成約!買主が求める価値と自宅の強みが一致した
ーーそれでは、内見3人目の方が、最終的に購入されたんですね。
玉置様:はい。予算が3,300万円で、2,200万円で買って、残りの1,100万円はリフォームに当てたいという方でした。確かに新築だと4,000万円するので、3,300万円は割安ですよね。
ーーどんな方だったんですか?
玉置様:小さいお子さんがいらっしゃる方で、津波とか地震をすごく警戒されていて。もう海沿いには住みたくない、山の方で地盤が良いところがいいということで、篠山エリアで探されていたそうです。
ーーなるほど、買主の方の希望条件と、玉置様のご自宅の強みがぴったりハマったのですね。ちなみに3人目の方はローンの事前審査は通っていたのですか?
玉置様:はい。3,300万円で仮審査が通っていたので、安心して契約できました。契約が6月で、引き渡しが7月14日でした。
【HowMaへの期待】AI査定は判断材料を増やすツール、さらに強い味方になるよう進化してほしい
ーーHowMaのサービスに対する改善点、前向きなリクエストなどはありますか?
玉置様:「AI査定=正解」ではなく、あくまで価格を考えるための目安であって、そこにどういう付加価値を乗せるかが不動産会社の提案力だと思うんです。
例えば、我が家の場合は「観光地としての価値、田舎暮らしのニーズ、自然災害の少なさ、交通の便の良さ」というコンセプトですね。それを不動産会社の提案力向上を促す活動、コンサルティングに繋げられると思います。
「定期的な手入れ」が未来の資産価値につながる
ーー今後、不動産を売りたい人に対してアドバイスはありますか?
玉置様:家を買った時から、家の取り扱いについては大切にすることです。それだけでも大きく価値が変わってくると思います。
実際、不動産会社の方にも「築20年も経った家と思えない。基本的に何もやり換えるところがない。」と言っていただきました。クロスの張り替えだけするとおっしゃっていましたね。
ーークロス張り替えだけというのは、良い状態ですね。やはり換気を定期的にされていらっしゃったことも、大きかったのでしょうか?
玉置様:はい。篠山は盆地で湿気が高いので、余計に気をつけていました。向いの家は全然換気してなくて、すごく劣化してましたよ(笑)。
「AI査定で判断基準を知る」「最終的に自分で価格を決める」ことが、納得の高額売却を引き寄せる
玉置様の売却体験が教えてくれるのは、「査定額は参考価格であり、あなた自身が価格を決めていい」ということです。
- 複数査定のズレを鵜呑みにしなかったこと
- 自宅の強みを自分で整理したこと
- AI査定を判断基準として使ったこと
この3つが、高額価格での売却につながりました。
不動産売却は、情報を持っている人ほど後悔しません。
HowMaのAI査定なら、あなたの自宅が「今いくらで売れるのか」を60秒で確認でき、価格変動も自動で届きます。
「いつか売るかもしれない」と思った瞬間こそ、相場を知る絶好のタイミング。
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