「大分の実家、どうしよう…」
愛知で働く梶原様にとって、大分のマンションは、両親のために10年前に購入した、大切な場所でした。
しかし両親が老人ホームへ入り、マンションは空き家に。自分は愛知に住んでいて、大分まで簡単には行けない。かといって、そのまま放っておくわけにもいかない。
「とりあえず、今の資産価値だけでも知りたい」そう思ってGoogle検索し、見つけたのがHowMaのAI査定でした。
AI査定で大体の相場を確認し、一括査定で3社に査定依頼。その中でも「マメにメールをくれた」1社を選んで専任媒介契約を結び、まずは購入時と同じ980万円で売り出したそうです。
「売れなければ、少しずつ下げていけばいい」と思っていたら、わずか1ヶ月で買い手が見つかりました。しかも、値引き交渉もなく、980万円で。
遠く離れた土地の物件を、どうやってスムーズに売却したのか?そして、両手仲介を避けたかった理由や、20年前に取得した宅建の知識がどう役立ったのか。
遠く離れた実家や相続物件の空き家に悩んでいる方にこそ読んで欲しい、現実的で賢い不動産売却成功ストーリーです。
【この記事で見えたポイント3つ】
- 「両手仲介」を避けたい:マンションの下に入っている不動産会社は、買った時の両手仲介先。今回は中立的な立場で動いてくれる会社を選びたかった。
- 「マメなメール」が決め手:3社に査定依頼し、定期的に連絡をくれた1社を信頼。急ぎではなかったからこそ、担当者の姿勢を見極めることができた。
宅建の知識が武器に:20年前、愛知の自宅購入時に取得した宅建資格。専門用語も理解でき、契約書も自分でチェックできる安心感があった。
売主様プロフィールと売却の概要
| お名前 | 梶原 徹様 |
| 物件エリア | 大分県日田市 |
| 物件種別 | ワンルームマンション |
| 成約価格 | 980万円 |
| 売却期間 | 約1ヶ月(売り出しから成約まで) |
| 売却理由 | 両親が老人ホームへ入居することになり、空き家になったため |
両親が老人ホームへ。空き家になったマンション、どうする?
ーー本日はありがとうございます。まず、梶原様のご職業と家族構成を教えていただけますか?
梶原様:高速道路の点検をやっている会社で役員をやってます。家族は妻だけです。息子は独立しているので。
ーーHowMaにご登録いただいているのは、大分県と愛知県の2つのマンションがありますが、今回はどちらを売却されたのですか?
梶原様:大分のマンションを売却しました。愛知県は今住んでいる自宅ですね。
ーー売却に至った経緯を教えていただけますか?
梶原様:もともと大分のマンションは、両親を住まわせてたんですけど、もうだいぶ歳をとってので、有料の老人ホームに入ってもらったんです。それでもう不要になったので、売却しました。
ーー資金を作るためというよりは、空き家にしたくなかったと言うことでしょうか?
梶原様:そうですね。両親がいなくなればもう不要な資産なので。そのまま持っていて賃貸に出しても、私は愛知に住んでいるので、邪魔なんですよ。もう売っちゃおうと。
だから急ぎではないですね。とにかく手放したいだけなので、そんなに焦ってもないです。
まずは資産価値を知りたい。Googleで見つけたHowMa
ーーHowMaにご登録いただいたのが2024年5月だったんですけれど、どういうタイミングだったのでしょうか?
梶原様:もともとは、大分の物件も、愛知の物件も、今の資産価値が知りたかったので、まずは登録しました。大分の方は、まあそのうち売るっていうのは思ってて。
ーーご両親がマンションから出て、何ヶ月後に一括査定されたのですか?
梶原様:そうですね。半年ぐらいですかね。
荷物とかがまだいっぱい入っているので。必要なものはその間に全部取ってくれて、半年ぐらいしたらもう全部捨てていいだろうってことで、置いてあるやつは売ろうかなと。
ーーHowMa以外に、他のツールやサービスは使われましたか?
梶原様:いえ、ここだけですね。
ーーどんなキーワードで検索されたか覚えていらっしゃいますか?
梶原様:多分、「マンション 資産価値」とかでGoogle検索したんだと思います。
3社に査定依頼。「マメにメールをくれた」1社を選んだ
ーー3社とも訪問査定にいらっしゃいましたか?
梶原様:実際に契約した不動産屋さん1社とだけですね。
その会社さんはマメにメールをくれたんです。「こういうことでお困りじゃないですか」とか言って。
他の2社は、オファーのメールが来て、それっきりぐらいだったかな。
ーー媒介契約は、一般媒介ですか?専任でしょうか?
梶原様:専任です。査定価格を提示されたのも、その1社だけでした。
査定価格880万円→不動産会社の提案で980万円に
ーー売却価格は、いくらだったのでしょうか?
梶原様:不動産屋さんが、まあもちろんレンジで教えてくれたんですけど、1番高いのが880万円という査定だったんです。でも、担当者さんが「もうちょっと高くても売れると思いますよ」って言ったので、じゃあとりあえず100万上げて。
もともとこのマンションを10年前に980万円で買ったので、じゃあ980万からやるかっていうところで、最初の価格はそうやって決めましたね。
ーーHowMaのAI査定価格も参考になりましたか?
梶原様:AI査定価格は10月だと、(過去のメールを見ながら)987万円でした。毎週のAI価格更新メールを見ていたので、無意識に参考にしていたのかも知れません。
購入時と同じ980万円で売り出し。1ヶ月で成約
ーー売り出しは、いつ頃だったのでしょうか?
梶原様:10月26日に、不動産屋さんのホームページに上げてもらったんです。で、実際に引き合いがあったのが、11月5日。1ヶ月も経ってないですね。あっという間に引き合いが来ました。運が良かったっていうか。
ーーそれは、不動産会社さんが優秀だったということですか?
梶原様:多分ね、不動産屋さんも言ってたんですけど、4月とか10月っていうのは、割とその不動産が動く時期なので、時期的にはいいですよって話でしたね。多分、ホームページにあげただけだと思うんですけど。
ーー内覧は、その方だけでしたか?
梶原様:そうですね。その方だけです。
内覧の対応は、全部不動産屋さんにお任せしました。値引き交渉もなく、980万で売れて、2月末に引き渡しまで済んでいます。
遠方の実家売却で強い味方。片付け会社も紹介してもらった
ーー家の片付けが困っていたとお話がありましたが、不動産会社さんにご相談されたんですか?
梶原様:そうそう。不動産屋さんに「片付けとか大変でしょうから、ご相談ください」って言われたので、これ幸いで。整理してくれるところをちょっと紹介してよってお願いして、そこに間に入ってもらって、片付ける会社と契約しました。
ーーHowMaの利用の満足度でいうと、100点満点だと何点ぐらいになりますか?
梶原様:100点ですね。早く売れたし。
ーー1番よかったなって思うところは何でしょうか?
梶原様:1番は早く売れたことですね。あと、もう大分を出て40年近く経ってるので、あの辺りの事情とか全然わからないんですよ。
だから、自分でその不動産屋さんを探すっていうのも大変だし。
ーー購入した時は、マンションの下に入っている不動産会社さんから買われたんですよね。今回、その会社さんに頼まなかったのは、何か理由があるのですか?
梶原様:そこに頼むと、結局また両手になるから。私の味方なのか向こう(買主)の味方なのか分かんなくなるんで。
だからそこは避けようと思って。そうすると、もう他に当てがないので、こういう一括査定サイトを探すしかないっていう感じですね。
宅建の知識が、契約書の確認に役立った
ーー今回、不動産の知識をインプットするために、何か書籍を買ったりとかされましたか?
梶原様:もともと、愛知のマンションを20年ぐらい前に買った時に、宅建を受験しました。それで勉強しましたね。
ーー仕事でもなく、ご自宅を購入するために宅建の資格をお取りになったんですか。
梶原様:そうそうそうそう。よく分かんないしね。
資格を取ったから、不動産会社の言ってる言葉は理解できました。今回の売買契約書の確認でも、その時の知識が役に立ちましたよ。
ーーHowMaのメルマガとかは、ご覧いただいてましたか?
梶原様:AI査定の更新メールは見てましたね。
ーー売ろうと思ってからは、SUUMOとかホームズのようなポータルサイトも見ていましたか?
梶原様:そうですね。今、売り出されてるものがいくらぐらいかっていうのを見ました。
ただ、ワンルームはあんまり物件が出ないんですよ。3DKとか3LDKはいっぱいあるんだけど。同じワンルームとかで出てれば参考になるんでしょうけど、なかなかなかったので。
マネーフォワード連携、タイムリーでした
ーーもっとこういう機能があったら良かったなとかありますか?
梶原様:資産管理ソフトっていうか、家計簿ソフトみたいなのがあるじゃないですか。マネーフォワードで、お金の管理とかしてるんですけど。そこに連携してもらえるとありがたいよなと。
資産価値、メールで1週間に1回来るんだけど、それを見て自分でやらなきゃいけないので、そういうところに自動で入ってくると便利だなと思いました。
ーー今年の2月にマネーフォワードさんと連携しまして、今は使えるようになりました。
梶原様:あ、そうなの?じゃあ口座に追加しときます。
ーーありがとうございます。愛知のマンションは、ご連携いただければご覧いただけます。
梶原様:ありがとうございます。
ーーその他に、もっとこんな機能があったら良かったなどはありますか?
梶原様:家を片付けるっていうところも、そちらの方でやってもらえるとありがたいなと思います。
ーー確かに、家を売る上では、お片付けは必要なことですよね。貴重なご意見をありがとうございます。
【まとめ】遠く離れた物件でも、AI査定で売却は驚くほどスムーズに進む
梶原様の売却は、とてもシンプルでした。
AI査定で相場を確認して、3社に査定依頼して、マメにメールをくれた1社を選んで。担当者の提案とAI査定を参考に、購入時と同じ980万円で売り出したら、1ヶ月で成約。
しかしその裏には、過去の経験をもとに梶原様の明確な「戦略」がありました。
「自分の味方をしてもらいたいから、両手は避けたい」
「地元を離れて40年、遠方だからこそ信頼できる担当者を選びたい」
その戦略を支えたのが、HowMaのAI査定と一括査定でした。
遠く離れた地元の物件でも、相談相手がいなくても、「まず資産価値を知る」という最初のステップは、自宅でも60秒で確認できます。
HowMaのAI査定を使えば、最初の一歩を誰でも簡単に踏み出せます。
そして優秀な担当者との出会いと、市場に合った価格設定が、成功への鍵になるのです。
空き家を抱えたまま不安が募る前に、あなたの家の「今の価値」を知るところから始めてみませんか?
遠く離れた物件でも、あなたのペースで売却できます。