AI査定をしたけれど、不動産売却を進めていくにあたり、たくさんの論点や疑問に当たりますよね。
ここでは、HowMaに寄せられたユーザー様の質問をご紹介させていただきます。似たお悩みの方がいらっしゃいましたら、ご参考にしてみてください。
(※個人が特定できるような質問は、質問意図が変わらない範囲で内容に一部フェイクを入れますので、現ユーザー様は今後も安心してお問い合わせください。)
Q.自己破産で自宅を差し押さえられたのですが、銀行の同意を得て、市場価格で物件を売却する方法はありますか?99万円までは手元に現金を残せると聞いたので、競売より高く売りたいのですが、どのような準備や手続きが必要ですか?
A.
差し押さえされた後のステージによるのですが、完全に破産管財人という弁護士が処分権を持っていて、弁護士しか裁判所でも喋れない状況であれば厳しいです。ただ、半年くらい売却活動にかける時間が残っている場合はワントライできるかもしれません。
自己破産の差し押さえ対象に不動産も含まれるので、弁護士主導で売却を進めていきます。弁護士から紹介された不動産会社が任意売却で進めると言ってきても、債権者の同意取れたら売却はできます。
※任意売却は、市場価格の8~9割になる場合が多いです。任意売却で売れなかった場合は、競売に進み、売却価格は、市場価格の6~7割ほどになります。
しかし今回の相談者さんの場合、自宅が高く売れたら新生活に回せるので、ご自身で不動産会社を探したいということですね。ぜひ複数の不動産会社に相談してみるといいですね。
不動産会社に相談する際に必要な書類は次の3つです。
- 本人確認書類
- 登記済権利書または登記識別情報通知(不動産の所有者の証明)
- 固定資産税納税通知書・固定資産税評価証明書
土地や戸建ての場合は境界確認書があると、話がスムーズに進むので探しておきましょう。
競売の前に行う、任意売却については、次の記事も併せてご覧ください。