不動産投資に騙されたが売却で回避!AI査定で心を保ち9ヶ月で売却を勝ち取った話

「不動産投資で、人生が変わるかも」
そんな風に思ったことはありませんか?

大阪で働く塚本様のもとに、ある日かかってきた一本の営業電話。それが、夢と悪夢の始まりでした。

「家賃収入」「節税効果」の甘い言葉に導かれ、少しでも資産を増やそうと始めた不動産投資で2戸のワンルームマンションを購入。家賃収入もあり、順調に見えたはずの人生が、たった一本の営業電話から少しずつ狂い始めました。

金利上昇、担当営業マンの退職、売却しようにも「値下げしろ」と繰り返し言われる現実。ついには、3時間にも及ぶ電話で「自己破産しますよ」と脅される事態に…。

もう誰を信じていいのかわからない、絶望の中で見つけたのが、すぐに相場がわかるHowMa(ハウマ)のAI査定でした。

AI査定の数字を見て冷静さを取り戻し、自分の資産を自分で守ることを決めた塚本様。9ヶ月に及ぶ売却活動の中で、どうやって希望の糸口を見つけたのか?そのリアルな体験談を伺いました。

【この記事で見えたポイント3つ】

  • 専属専任媒介の「罠」:1社に依頼するリスクは、担当者が変わった途端に身動きが取れなくなること。専属専任媒介は担当者からより良い提案を引き出しやすいが、一般媒介から始めるのも1つの考え方
  • AI査定は心の支え:「1,750万円まで下げろ」という無茶な値下げ要求に対し、「AI査定ではもっと高い」という事実が、心が折れそうになるのを支える最後の砦となった。
  • 最後は「自分の知識」が武器になる:業者に任せきりにせず、媒介契約の種類や「囲い込み」といった業界の慣習を自分で学ぶこと。その不動産の知識が、悪質業者を見抜き、対等に戦うための唯一の武器だった。

売主様プロフィールと売却の概要

お名前塚本 晃司様
ご年齢30代前半
物件のエリア大阪府大阪市浪速区
物件種別ワンルームマンション(投資用)
成約価格1,810万円
売却期間約9ヶ月(最初の媒介契約から)
売却理由金利上昇に伴う収支の悪化のため

営業電話一本から始まった、初めての不動産投資

ーー本日は貴重なお話をありがとうございます。まず、塚本さんのご職業について教えていただけますか?

塚本様:職業は薬剤師で、薬局で働いています。現在は一人暮らしです。

ーー今回ご売却されたのは、大阪なんばの物件ですね。現在、複数の投資用物件をお持ちとのことですが、不動産投資を始められたきっかけは何だったのでしょうか?

塚本様:きっかけは、営業の電話がかかってきたことですね。最初は不動産投資は一切考えていなかったんですが、色々調べてみるうちに、毎月の家賃収入とか、節税できるとか、そういったところに魅力を感じたので。

ーーでは、ご自身で勉強されてから、購入に踏み切ったと。

塚本様:はい。まず不動産投資会社さんに問い合わせをして、営業の方の勧めもあって購入した、という流れになります。他にも複数の会社を比較しました。

ーーその中でこのマンションに決められた理由はありますか?

塚本様:立地がいいな、と思ったからです。実家が大阪なので、この地域がどういう場所か、土地勘があったのが大きいですね。

特に難波のエリアは、「なにわ筋線」が延伸するというニュースを聞いていたので、今後も発展の可能性があるんじゃないか、と。賃貸の需要も強いだろうなと考えて、このエリアに決めました。

ーー2023年の2月頃に2つの物件を同時に購入されたそうですが、初めての不動産投資で、いきなり2戸というのは、かなり思い切った決断ですね。

塚本様:そうですね。もう1つの東三国の物件も、新大阪駅に近くて。新幹線も通っていますし、周辺には企業のビルも多いので、単身赴任の方などの需要があるかな、と思って購入しました。

再開発の話や通勤の利便性などを自分でも調べて、ここなら大丈夫かな、と。

金利上昇という誤算。夢の不労所得から一転、売却へ

ーー購入されてから約半年後の2023年8月にHowMaにご登録いただいています。この時は、どういったお気持ちだったのでしょうか?

塚本様:まずは、今の物件の価値がどれくらいなのか、情報を知りたいと思って登録しました。

ーーそれが、なぜ「売却」という判断に繋がったのですか?

塚本様:背景として、金利が上がっていったんです。日銀の上田総裁が「今後も金利を上げる見通しだ」と発言していて、実際に金融機関からの返済予定表を確認すると、金利が上がっていました。

自分の思っていた以上に金利が上がっていて、毎月の支払いが増えてしまったんです。

ーー家賃収入よりも、ローンの支払いの方が多くなってしまったと言うことですか?

塚本様:はい。収支が赤字になるなら、不動産投資の意味がないな、と感じました。ちょうどその頃、マンションの価格自体は上昇していたので、金額的な折り合いがつけば、どこかのタイミングで売ろう、と考えるようになりました。

ーー初めての売却で、不安も大きかったのではないでしょうか。

塚本様:そうですね。希望の価格で売れるのか、売却ってどういう流れで進むのか、どうやったら高く売れるのか全くわからなかったです。しかも相談できる相手もいなくて。不動産業者さんに直接相談する、という感じでした。

地獄の始まり。信頼した担当者の退職と、9ヶ月の塩漬け

ーーそして、2024年の2月頃に、HowMaのコラボ査定(一括査定)をご利用になったのですね。

塚本様:はい。ただ、査定を依頼しても、ワンルームマンションは扱っていないとか、あまり積極的ではない会社も多かったです。

ーーその中で、何社と媒介契約を結ばれたのでしょうか?

塚本様:1社です。A社さんという会社です。1番高い査定額(約1,900万円)を提示してくれたのと、最初の担当者の方がすごく親身になって、売却の流れや媒介契約の種類について丁寧に教えてくれたんです。

「この方なら信頼できるんじゃないかな」と思って、専属専任媒介契約を結びました。窓口が1つになるし、責任を持って紹介してもらえるんじゃないか、という期待もありました。

ところが、契約して3~4ヶ月経った頃に、その信頼していた担当者の方が退職されてしまったんです。後任に付いた方は、全く積極的ではなくて…。

ーー具体的には、どういった対応だったのでしょうか?

塚本様:最初の担当者さんは、海外のお客さんに当たってみます、とか、来週はこちらのお客さんに紹介します、とか、色々と動いてくれている様子を報告してくれていたんです。

でも、後任の方は全くそういう話がなく、ともかく「値段を下げろ」という話しかしてこない。市場の反応がどうとか、具体的なアドバイスは一切なく、ただ「売れないので下げましょう」と。

ーー値下げの連絡だけ続いたわけですね。

塚本様:はい。更新のタイミングを待たずに、数十万円単位でどんどん。後任の方になってからは、大きく下げられたこともありました。最終的には1,750万円まで下がってしまって。

ーー購入時のローンは、まだ残っていますよね?

塚本様:はい。なので、その金額で売れても、ローンを完済できない。実質、売れない金額まで下げさせられた、ということです。もう半ば諦めかけていました。

ーー媒介契約の更新時期に、他の会社に切り替えようとは思わなかったのですか?

塚本様:更新するつもりは、全くなかったんです。でも、何度も何度も、しつこく電話がかかってきて。「もう3ヶ月だけ頑張らせてください」と。

仕事も忙しくて、また一から業者を探すのも大変だったので、半ば諦めの気持ちで、もう1回だけと更新してしまいました。これが失敗でしたね。

「自己破産しますよ」―悪質業者との3時間の攻防

ーー他の業者からの営業電話もあったのでしょうか?

塚本様:はい。特にひどかったのが、1,400万~1,500万円という、話にならない安い査定額を出してきた業者です。

ーーどんな内容だったのですか?

塚本様:「この金額じゃないと、もう絶対に売れない」「不動産の値段はどんどん下がるから、今すぐ売らないと自己破産しますよ」とか、色々な脅しを言われて。3時間以上も電話でそんな話をされ続けて、本当にうんざりしました。

ーー3時間ですか…!

塚本様:しまいには、「ローンが返せないなら、カードローンを組みましょう」「今すぐカードローンを組みに行きましょう」とか、とんでもないことを言い出して。

この経験で、不動産業界っていうのは本当に悪質な業者もいるんだなと、不信感しかなくなりました。

ーー他にも困ったことはありましたか?

塚本様:はい。「2000万円で買い取ります」みたいな、すごく高い金額を提示してくる会社がいました。

でも、話を聞いていると、どうも本当の話じゃない。おそらく、媒介契約を結ばせるためだけの「おとり」だったんだと思います。売却が初めての経験だったので、どの業者が本当のことを言っているのか、見極めるのが非常に難しかったですね。

知識こそが武器。9ヶ月の悪夢が生んだ「反撃の狼煙」

ーーA社さんとの契約も終わり、悪質な業者とのやり取りも経験されて。そこから、どう動いたのですか?

塚本様:もう自分で勉強するしかない、と思いました。というのも、家族も詳しくないからです。

売却の際の注意点や特約条項に不利な内容がないか、そもそも媒介契約など不動産売却の際の手続きについて何も知らないようでしてたので、まったく頼りにならないな思いました。両親の家が祖父から相続した家ですので、家を建てたり売ったりなどの経験が全くないため仕方がないことかな思ってます。

そこでネットやYouTubeで、徹底的に調べました。媒介契約の種類がどう違うのか、売買契約書の注意点、「囲い込み」とは何なのか。悪質な業者の特徴は何か、どういう点に気をつけたらいいのか。

ーーまさに「知識武装」ですね。

塚本様:はい。この期間が、結果的に一番大きかったです。

業界の仕組みがわかってくると、業者の言っていることが本当か嘘か、判断できるようになるんです。「こういう提案は怪しいな」とか。自分の売却希望価格にも、ちゃんと根拠を持って「この金額以下では売りません」と、はっきり言えるようになりました。

ーーそして2024年4月、再びHowMaで査定依頼をされたのですね。

塚本様:そうです。金利もさらに上がってきていましたし、今度はこっちも準備万端だ、と。知識と経験を武器に、もう一度チャレンジしよう、と決めました。

AI査定という「心の盾」が、僕を支えてくれた

ーー2度目の査定依頼では、6社に依頼していますね。

塚本様:はい。でも2回目は、もう媒介契約は結ばず、具体的な買取価格を出してくれる業者さんとだけ話を進めました。

ーーちなみに、HowMaのAI査定は役立ちましたか?

塚本様:はい、めちゃくちゃ役立ちました。特に、A社さんから「1,750万円に下げろ」と、しつこく言われていた時ですね。もう心が折れそうだったんですけど、HowMaのサイトを見ると、AI査定ではもっと高い金額がずっと出ていたんです。

ーーそれが心の支えになったと言うことですね。

塚本様:そうです。「さすがに1,750万円はないだろう」と。AI査定と実際の価格に差があるのは分かっていましたけど、極端に低い価格を拒否するための、客観的な根拠になりました。

専属専任媒介を結んでいると、他の業者と比較ができないので、どうしても担当者の言うことを信じるしかなくなってしまう。でも、HowMa/のAI査定があったおかげで、「いや、世の中の相場はこうだ」と、自分の立ち位置を見失わずに済んだのです。

ーーそして、ついに売却が決まったのですね。

塚本様:はい。2回目の4月に査定を依頼してから、わずか1ヶ月ほどで決まりました。

買ってくれたのは不動産業者さんで、仲介手数料も買主負担。実質、買取に近い形で、スムーズに取引を終えることができました。本当に、最初の9ヶ月が嘘のようでしたね。

【まとめ】自分の資産を守れるのは自分だけ、だからまずは今の資産価値を確かめよう

塚本さんの体験から、不動産売却において「知識は最強の武器」であり、最も大切な最初の一歩は「相場を知ること」だと教えてくれます。

客観的な相場を知らないままでは、知識の無さに付け込まれ、相手の言葉に振り回されて、不安ばかりが増えていく。

けれど、正しい知識と数字の裏づけがあれば、冷静に判断できます

HowMaのAI査定は、そんな冷静さを取り戻すためのツールです。

営業マンの声や広告の言葉ではなく、客観的な数字で今の資産価値を確かめる。

それだけで、あなたの判断はずっと強く、ブレないものになります。

「また騙されたら嫌だから、後でいいや…」
「担当者の言うことだから、間違いないだろう…」

もしあなたがそう思っているなら、ぜひ塚本さんの言葉「自分の資産を守れるのは、自分だけ」を思い出してください。

「誰を信じていいのかわからない」と感じているなら、まずはHowMaのAI査定で、「あなたの家の本当の価値」を知ることから始めてみませんか。

それがあなたの資産を守るための、判断軸になるはずです。

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